【ピースフル・マーケティング:ソーイング・シーズ】静かに蒔いた種が芽吹いたストーリー
【景品表示法に基づく表記】本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。


カイエダです。
ピースフル・マーケティングは「戦わない、焦らない、比べない」をポリシーとする「静かに届け続ける」戦略です。
戦略とは文字通り、戦いを略すこと。つまり「戦わない戦い方」なんです。
今回は、こんな戦略を提唱する私の「種蒔きの事例」をお話しします。
この記事の目次 [表示]
「前からお願いしようと決めていました」
そんな一言から始まる「お問い合わせ」をいただきましたが、こういったことは、実ははじめてではありません。
「(もし制作を依頼するなら)カイエダにしようと思っていた」と言ってくださる、まだ話したこともないお客様たち。
なぜ、話す前から、会う前から「私」と決めていてくださったのでしょうか。
私は公式サイトに問い合わせのページは設けてあるのですが、そこに「問い合わせフォーム」はありません。
スパムや営業がものすごく多いため、お問い合わせがある場合は「LINEに登録してください」としているのです。
なんとも不親切な方法です笑
ですがそのハードルを超えて、LINEからも問い合わせをいただきます。
これまでに問い合わせくださったのは、女性経営者の方や経験豊富な経営コンサルタントの男性の方など多岐にわたります。
問い合わせ内容の最初には大体こう書かれているんです。

以前からcatacrico designさんを知っていて、お願いしようと思っていました。
そこには「新たな挑戦を前にした不安と好奇心」さらに「(頼むなら)信頼できる人と進みたい(そこで catacrico designさんのお手並拝見します)」という並々ならぬ「決意」を感じます。
後から伺った話によると──
私の名前を“誰かが紹介してくれていた”、とか。
広告で以前に見た時から気になっていた、とか、SNSで屋号( catacrico design )を見かけて気になっていた、とか。
私を知ってくださった経緯はさまざまです。
目に見えないところで育っていた
こう言ったやりとりを通して私が深く感じるのは「ちゃんと見てくれている人はいる」という事実でした。
私はここ数年、あまり大きく露出した活動はしていません。
特にSNSは苦手意識が勝ってしまい、ほとんどやっていません。
広告をかろうじて打っていただけで…。
その広告ですら、ものすごく打っていたかと言われれば、そこまでは打っていません、という状況です。
むしろ、おそらく側から見れば「この人、ビジネス的に“うまくいってるの?”」と思われているのではないでしょうか。
記憶にも残らずに。
ですが、私がまったく知らないところで、確かに“私という存在”は誰かの記憶に、静かに残っていたんです。
そしてその記憶は、タイミングが来たとき、こうして再び扉を開いてくれました。
種はすぐには芽を出さない。でも、確実に土の中で息をしている
私を知った上で、問い合わせしてくださるお客様とのZoomでの打ち合わせでは、私はヒアリングした上で、いくつかの最適と思われるご提案をしていきます。
お相手は私なんかよりずーっと経験をお積みの経営者の方々ばかり。
ですから、多くの方が人格者でありとても理性的で論理的です。
私は…、元々の感覚派の人間です。
ですが、ブログで文章を書き続けてきたことにより鍛え上げた「論理的思考」の側面を活かして(笑…自分で言っていて烏滸がましいですね)、会話をスムーズに進ませるよう尽力します。
感覚派のクリエイターが多い中で、私は論理的にプロジェクトの展開を描けるので、論理派のお客様とも対等に話を進められるようになってきました。
それはディレクターの経験を積んだからとも言えますし、長年こうした仕事をして様々なお客様と接してきた経験値からくる「強み」とも言えます。
私は人によって言うことを変えたりしないんです。
どなたにも平等というか同じように接します。
相手がどんな方だとしても、です。
最終的に、お客様もご要望通りのプランでご納得いただいた上で、契約していただきます。
お相手は、おそらく人脈も広く、制作会社なんてこれまでたくさんお付き合いがあったはずです。
そんな中、わざわざ選んでいただくというのはとても光栄なことです。
もし。
1つだけ皆様と共通点があるとすれば、それは「お客様を幸せにしたい」という気持ちです。
ここが重要なんです…。
自分だけが儲かりたいというクライアントを、私が応援できないのです。
お客様を幸せにする→対価としてお代を正当にいただく、というのが私のポリシーです。
私のポリシーもお相手に通じ、ピースフルな接し方・提案の仕方を通じて信頼関係を築けた結果、契約となると実感しています。
これが、自分が「蒔いてきた種」が、静かに芽吹いた感覚があった出来事です。
「押し売りしない」からこそ
私は「売らない」「押し付けない」だけど“じわじわと心に残って選ばれる”──
そんな集客を大切にしています。
こういう出来事があると、また確信します。
静かに信頼を積み重ねていくことが、長い目で見れば最も持続的で豊かな集客のカタチなのだと。
まとめとして
今、もし届いていないと感じていても「続けよう」
あなたの声は、今すぐ届いていないように見えても、ちゃんと誰かの心に残っていきます。

焦らず、売り急がず、自分のペースで、自分の言葉で、種をまき続けてください。
そしてその時が来たら、あなたはすでに選ばれる人になっています。