親しみやすさの裏にあるもの「オレンジ」の意味:ブログに活かす色彩心理マーケティング
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カイエダです。
オレンジ色。どんなイメージを抱きますか?
あたたかくて、誰からも嫌われなさそうなイメージがあります。
そんな親しみやすい色の代表格とも言える「オレンジ」ですが、どんな意味があるのでしょう。
ブログやホームページで採用するときのヒントとともにお送りします。
この記事の目次
オレンジという色の意味
「オレンジ」は、赤に黄色が入った色です。
色の名前の中で珍しく、果物名がそのまま色の名前になっていますね。
オレンジが暗くなると茶色に、オレンジが明るくなると肌色になります。
上記の色はオレンジの領域にあるんです。
日本人は、文化的に朱色という、黄みの強い赤に馴染みがあるのではないでしょうか。
神社の鳥居なども、朱色です。
厳島神社などは完全にオレンジ色な気がします。
朱色を赤ではなくオレンジだと感じる方もいるかもしれませんね。
強烈な赤と光に通ずる黄に挟まれた色=オレンジ
オレンジは、赤のような支配的な強烈さは持たず、かつ黄色の光に通じるような眩しさ・神々しさを
持たない、2番手……といった役どころです。
色としても「2次色」のカテゴリーに入ります。
※1次色としての赤、黄、青は3原色(原色)と言われています。
ですが、そんな2番手な性格から「親しみやすさ」につながっています。
カジュアルで親しみやすさがある
たとえ赤のような強烈な個性がないとしても、オレンジはエネルギーを感じさせる色です。
いっそネガティブなイメージのほうが少ないのでは?
実る果実は、オレンジ色のものも多いです。
- かき
- にんじん
- そして、色の名前になっているオレンジ、みかん
食品の色としての安心感もあります。
食欲を増進させる色としてもオレンジは意味を持っています。
また、実際の炎や火は、赤というよりもオレンジ色だったりしませんか?
暖まり近寄りたくなることから、親しみやすいという印象が生まれます。
ブログでオレンジを使うと……?
ブログで文字色でオレンジを使うとき、気をつけるべきは高級感を出したいときは、使わないほうが無難です。
親しみやすさを感じる色ですので、高級ブランドなどの色には不向きです。
これまでは年齢の高い層に魅力を訴えてきたが、若年層を狙うので敢えてオレンジを使う、という
戦略でしたら問題ないでしょう。
また、オレンジの色彩心理では「親しみやすさ」だけではなくその裏側に潜む意味があります。
「親しみやすさ」の裏側の意味
親しみやすさの裏の意味は、「依存」「寂しい」という感情です。
ひとりでいたくない!から親しみやすい色に近づくのです。
ですから、
- 疲れた人を癒したい
- 寂しい想いをしている人に、あなたひとりじゃないと伝えたい
- コミュニティサイトで大勢でわいわいやっています
という想いを伝えるには、全体的にオレンジ色をデザインで取り込めていると、理想のお客様に響く期待ができます。
「親しみやすさ」があるからつい「押してしまう」=オレンジは 購買色
購入ボタンや登録ボタンなど、割とオレンジ色が採用されているサイトは多いです。
これはオレンジの持つ、親しみやすさから、人を行動させてしまうのかもしれません。
▲レシピ検索サイト「クックパッド」より
文字色にするときの注意
薄いオレンジ色を文字色で使うと、薄すぎて読めません。
一切強調になりませんので、ある程度赤に近い、濃いオレンジ色を使うことをお勧めします。
まとめとして
今回は「オレンジ」についてお話しました。
まさか
- 依存
- 寂しい
という意味をもつだなんて、この楽しそうなオレンジからは想像ができませんよね。
私も、普通にしていれば、ただの、やかましいおばちゃんなんでしょうけど(笑)内面では苦しみを抱えていたりして(もちろんどの方も苦しみはあるはずです)、それを出していないという面はあります。
どんなもの、どんな人にも背景があり、仮面があり真実があるということを、私は色彩心理を学ぶことによって、確信しました。
個人的にオレンジが好きで、つい目がいってしまう人は、もしかしたらひとりだと寂しいな、と感じているのかもしれません。
色が教えてくれるメッセージもぜひ素直に受け取ってみてくださいね。
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