「めんどくさ…!」と感じさせない入力フォームに。自分でできるEFO3つの改善ポイント

2022年1月28日ズルいブログ改善ポイント,ブログの質、激上がり!のコツ

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「めんどくさ…!」と感じさせない入力フォームに。自分でできるEFO3つの改善ポイント
カイエダ

カイエダです。
ご存知の方には何をいまさらって感じかもしれませんが「EFO」ってご存知ですか?

EFOとは、Entry Form Optimization の頭文字をとったもの。
意味は「入力フォーム最適化」です。

入力フォームを最適化してコンバージョンをアップさせるEFOツール等、企業では導入可能です。
ですがこの記事では、あくまでも個人で事業を行なわれている方向けに、入力フォームを改修したり見直す点についてお話ししています。

EFO(入力フォーム最適化)とは

入力フォーム最適化とは、ウェブサイトの入力フォームの仕様やデザインを利用しやすく改善を行うことである。
入力フォームはECサイトや会員登録のためユーザの個人情報を入力する場合が多い。
入力項目の多さ、仕様がわかりづらいという理由からストレスを感じ途中で入力をあきらめ離脱してしまう場合がかなりの割合で発生している。

Wikipediaより
カイエダ

お客様のことがとにかく知りたくて、フォーム上でお客様にあれこれ聞いてしまうかと思うのですが、そのせいでお問い合わせや申し込みが減ってしまう可能性があるんです。

「サイト改善」というと、広告の出し方やデザイン修正に目が行きがちです。

だいたいEFOは後回しにされがち。

ですが私はコンサルする方に関しては、それまで運用されていたサイトを見る場合、コンテンツを見ると同時に、入力フォームを必ず確認しています。

フォームに関しては、改善できるポイントをお伝えして、納得していただいて改修します。
けっこう皆さんこだわりが強くて入力フォームの内容を変えたがらない方多かったりもするんです。

カイエダ

ただ、入力フォームでお客様にストレスを与えている!という事実を知ったらどうなさいますか?

入力フォームへの入力がストレス?

「苦になる」ことを知らず知らずのうちにお客様に強いている、ということをご存知ないから、ご自身のこだわりを押し通してしまわれるのだと思います。

ですので、ここで、知っておきましょう!
お客様のストレスを^^

入力めんどくさ!って思われてない?カイエダ個人の視点は…

さまざまな入力フォームを拝見して、「この項目、ここで必要かな……」と私が思う第一の項目。

カイエダ

それは……!

住所です。

ECサイトで、物品を配送する場合は必要となりますが、ものを送る必要がない、最初のとっかかりとしての入力フォームに、住所をわざわざ入力させる必要はないように感じます。

カイエダ

そして私が自分で入力するときに残念な気持ちになるのは……

  • 郵便番号
  • 電話番号

の、項目が細かくわかれていたりすることです。
郵便番号だったら2つ、電話番号だったら3つに分けて入力しないといけない〜〜〜!
正直めんどくさいって感じちゃいます。

「めんどくさい」と思わせてしまうと、お客様がせっかく入力フォームまでお越しになったのに、そこで離脱してしまう率があがってしまいます。

お客様を離脱させないためのポイントで、自分でまずは改修できそうなのは次の3つです。

  1. 入力項目を減らす
  2. ボタンを適正サイズにする
    1. 登録・申し込みボタンは大きくわかりやすく
    2. 戻るボタン、リセットボタンを小さく、目立たなくする
  3. 関係ないリンクは全部撤去する
カイエダ

ひとつずつ解説していきます。

自分でできるEFO。3つの改修ポイント

1、入力項目を減らす

以前、あるお客様が、「申し込みがないんです」と仰っていました。

申し込みフォームをチェックしたら、入力する項目が多すぎたので、こりゃ申し込まないよね、という結論に至ったことがあります。

入力フォームの項目を減らしたところ、案の定、申し込みは以前よりもずいぶん増えました。

「せっかくだから、聞いておきたい……」くらいのことだったら、お申し込みいただいたあと、聞けばいいのです。

また、難しいですが、可能であれば必須項目も減らした方がいいです。

なぜなら必須項目の入力が不適切だとエラーになりやすく、エラーになっただけでお客様は怖くなって入力フォームへの入力を断念してしまうからです。

カイエダ

あなたが使っていらっしゃる入力フォームに「不要」「無くても困らない」項目がないかどうか確認してみてください。

2、ボタンを適正サイズにする

ボタンのサイズを変えたり、目立つ色にして、パッと見でボタンを押せるようにしてみましょう。

いっぽう、入力しなおすための「戻る」「修正」または全部直すための「リセット」といったボタンを、押してほしい「申し込み」ボタンや「登録」ボタンと並列で置いてある場合は注意が必要です。

「戻る」「修正」「リセット」のリンクは、テキストリンクにするなどして、できれば目立たなくしてみてください。

ある企業のサイトでは、「戻る」ボタンをテキストリンクにしたところ、申し込みが増加しています。

これは、広告がうまくいって申し込みが増えた!のではなく、もともと興味を持っていたけれど入力がうまくいかずに入力することが嫌になってしまった…という人を減らせた、という可能性もあるということ、覚えておいてください。

申し込みや問い合わせ、登録をしようと思っていたのに間違って押してしまい、入力内容が消えてしまうと、一気にやる気がなくなります。

お客様に次にしてほしい動作は、一目でわかるようにしてみましょう。

カイエダ

押してほしいボタンとの区別はとても大事です。

3、関係ないリンクはできるだけ撤去する

サイドバーもナビゲーションリンクも全部ほんとうは要りません。
目移りしてしまうんです。

サイトの構造上難しい場合もあるかと思いますが、できる範囲で他のページへ飛ぶリンクは排除することをおすすめします。

カイエダ

可能であれば、取ってみましょう。


カイエダ

最後になりますが、なぜ入力フォームを改善したほうがいいのか、まとめてみました。

なぜ入力フォームを改善したほうがいいのか

めんどくささは「悪」

カイエダ

ECサイト、皆さんはたくさんご利用なんじゃないかと思いますがいかがですか?

楽天とかAmazonとか、使うの楽!と感じて、ついいっぱい買っちゃいません?

かくいう私もついAmazonで買い物していたり、ということがあります。

なぜ大手ECサイトでの買い物を頻繁にしてしまうのか、というと、もう情報を覚えてくれているので、入力しなくて済むから楽なんです。

ぽちぽちとクリックするだけであとは「はいはい」と進んでいけばもう購入できるんですよ。
楽すぎるでしょう……。

最初に住所を入力したりクレジットカードを登録しためんどくささを、大手のECサイトを使えば使うほど、忘れていきます。

だからわざわざ、新しいサイトではなく、使い慣れたECサイトで検索して買い物をするんですよね。

皆さんが「大手」企業だったらいいのですよ。
ショップもサイトも、たくさんの会員さんがいることでしょう。

ですが、もし個人でお仕事されている方だとしたらどうでしょう。
あなたのお客様はあなたのWebサイトやショップ、まだ使い慣れていません。

もしかしたら、申し込みや問い合わせは、たった1回かもしれません。

それなのに「入力めんどくさい」状態なフォームで、お客様が離れていってしまったら?

カイエダ

入力フォームから申し込んでもらえない限り、あなたのお客様が幸せになれない可能性があります。
あなたに出会えないから。

無人24時間営業のお店のセルフレジ

入力フォームは、いわば無人・24時間営業のお店のセルフレジと同じです。

セルフレジ。
使ったことがある方だったらお分かりだと思うのですが、最初はかなり戸惑いますよね。
使い方わからなくて。

実際の店舗だったら、店員さんがいるレジに並び直すこともできますが、無人の24時間営業店である
あなたのWebサイトの入力フォームでは、並び直すことはできないのです。

カイエダ

どれだけ「楽ちん」にしておいてあげるかが、鍵になってきます。

おもてなしの一環は、すでに「当たり前」の世の中

お客様が使いやすい、入力しやすい入力フォームにしておくことは、お客様への配慮となりおもてなしにつながります。

このサイト使いやすかった、入力迷わなかった、というところから、あなたへの評価はやっと「普通」になります。

カイエダ

ええ。
我々はよいサービスに慣れすぎていますからね…。

我々は、スムーズにできることが「当たり前」という常識の中で暮らしています。なんと贅沢な。

自分でお客様にサービスを提供するようになると、世の中いかに便利にできているのか、驚くときがあります。

カイエダ

この便利さを個人の資本で叶えようとするといくらかかるのか、と考えただけでも震えます。

入力フォームがわかりやすいのは「当たり前」で、めんどくさかったら、途端に評価が下がってしまうのです。

まとめとして

カイエダ

入力フォームの改善に心して取り掛かる必要、おわかりただけましたか?

本来、EFOは、もっともっと細かく改善していくポイントがありますが、これ以上はシステム設計の話だったり、それこそEFOツールを導入して改善していく話になっていきます。
この記事では、あくまでも個人でできるEFOの範囲でまとめました。
ご了承ください。

カイエダ

このくらいできるでしょう、といった、驕りや甘えはNGです。
自分が真っ新な気持ちで、自分のサービスに申し込むとしたら、どう思うのか。
冷静に考えてみましょう。

ご家族やお仲間に、フォームを使ってテストしてもらってください。
申し込みや問い合わせがスムーズに感じられたかどうか聞いてみると、自分では気が付かなかった指摘をもらえるかもしれません。

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