WordPressはもうPHP8.0にアップデート済み?PHP7.4は2022/11/28にセキュリティサポート終了。
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カイエダです。
PHP7.4のセキュリティサポートの終了日は2022/11/28。
あなたの運営するWordPressサイトは、PHP8.0にアップデート済みでしょうか?
この記事の目次
WordPress、そろそろPHP8への移行を考えてもよい時期…!その理由は?
PHP8がリリースされたのは2020年の11月のこと。
さらにPHP8.1は2021年の11月にリリースされました。
WordPressで運用しているサイトはすべてPHPというプログラムで動いていますので、そろそろPHP8〜への移行を考えてもよい時期ですね。
しかも現在多く使われている「PHP7.4」は、2022年11月28日でサポートが終了しますので、余計にPHP8〜を検証する必要がありそうです。
この記事の表部分を見ると、「PHP7.4」の「Security Support」…セキュリティサポート期限が2022年11月28日となっています。
セキュリティサポートされないとどうなるの?
はっきり言ってしまうと「攻撃されやすい」状態が続きます。
セキュリティの脆弱性が発見されても、対策がされない状況だからです。
具体的には脆弱性のあるサイトでは
- サイトの改ざん
- 個人情報の流出
- スパムメールの配信の踏み台になる
など、自分たちが直接的な被害に遭うだけでなく、意図せず第三者も巻き込んでしまう恐れがあります。
そのため次のバージョン PHP8.0 以降へのアップデートは必須と言えるんです。
上位バージョンPHP8.0〜について
PHP8.0は、PHP7.0以来となる5年ぶりのメジャーアップデートです。
- 処理速度の改善
- スクリプトの定義の改善
などなど、いくつもの変更がなされています。
現在は、多くのレンタルサーバーでもPHP7.4以降の8.0以上のバージョンも対応してきています。
急な最新バージョンへのアップデートは、少し待って…!
機能面や今後のアップデート回数を考えると8.1へのアップデートがよさそうに思えます。
ですがここが注意するポイントです。
8.1よりも、リリースしてから一定の時間が経っていて、導入サイトが多くマイナーアップデートが多く出ている、8.0バージョンの方が「安定」した動作を期待できます。
そのため現状では、最新の8.1ではなく、まずは8.0へのアップデートがオススメです。
警告"Warning"が表示される…!?
WordPress本体はPHP8.0以上に対応していますが、
- 更新が滞っているまたは更新が停止しているプラグイン
- 更新がされていない独自テーマ
で構築したWordPressの場合、スクリプト自体がPHP8.0〜に対応していない場合があります。
私もこのブログ「おもてなしブログの教科書」のPHPをアップデートしてみたのですが、最初こうなりました▼
画面が消えることはなかったのですが、「〜 no longer supported〜」と明らかにプラグインでエラーが出ました。
こうした宣言が出ると、逆にどのプラグインでエラーが出ているのかわかって助かりますよね。
エラー画面が表示された場合の対処法
管理画面に入れるとき
先述のとおり、WordPress本体はPHP8.0〜対応していますので、エラーの原因は
- 更新が滞っているまたは更新が停止しているプラグイン
- 更新がされていない独自テーマ
が想定されます。
この場合は
- 古いプラグインをひとつずつ無効化してみる
- 更新されていないプラグインの場合は、今後は使わずに代替プラグインを探す
- 現在のテーマではなく、WordPress 6.0以降で対応しているテーマ(たとえば Twenty Twenty-Twoなど)を当て直してみる
など、試して原因を探してみてください。
テーマが対応していない場合は、テーマの更新や最新版のテーマが必要になるかもしれませんので、制作者に問い合わせしてみるなどしてみてください。
管理画面に入れないとき
この場合はもう何もできなくなってしまうので、いったんレンタルサーバー管理画面に戻って、PHPのバージョンを元に戻してみましょう。
PHPのバージョンを戻せば、正常にWordPressが表示されます。
そのあとに、古いプラグインを1つずつ無効にして、再度PHPのバージョンアップを試みてください。
まとめとして
エラーが出るかも…!なんてこと知ったら怖すぎますよね。
ですが11月末にはアップデートしておいたほうがやっぱりいいんですよね…。
脆弱性のせいで攻撃されるほうがもっと怖いんです。
なんせ自分がスパムを送る側にさせられてしまう可能性があるんですから…?
自社でのアップデートが難しい場合は、サイトをもともと作ってくれた制作会社やパートナー、もしくはプロの制作者・制作会社に問い合わせしてみましょう。
プロが見れば、すぐに対応できること多いのでね。
エラー画面で凍りつくことはないです。
私もアップデート対応できますので、ご心配の場合はご相談くださいね。