異業種の世界にロールモデルを見つけるとポジショニングできる!
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カイエダです。
○○と言えば、あなた!と認知されるようなキャッチコピー。
ほしいですよね。
私の場合で言えば「おもてなしブログ®︎」といえばカイエダさん、みたいな。
もちろん、どなたも「おもてなしブログ®️」という単語を使っていないので、ある意味成立しているのですけれどもね。
ですがこれで、もっと認知されたら嬉しいです。
この記事の目次
「認知」されたらどうなる?
ところで、そもそも、認知されると、どうなると思いますか?
あなたの業界で、あなたの仕事のジャンルで、ポジションを取れるのです。
ポジショニングとは、そのまま訳せば、文字通り「場所をとる」という意味です。
ライバルと差別化した上で、お客様の頭の中に「場所を取る」こと。
ポジションをとるなんて、そんな簡単じゃないです……とお思いの方には、「ポジションの見つけ方」としても今回の記事はお役に立つはずです。
ロールモデルは異業種にあり
私はかつて、先生のピアノ弾き語りで歌う、ボーカルレッスンに通っていました。
ストレス発散のために、仕事以外のことをやってみようと、そんな気軽な動機から、2016年5月くらいから1年ほど通いました。
月にたった2時間のレッスンです。
まさか……、なんの気なしに通い始めたボーカルレッスンで、ロールモデルとなる先生と出会うとは、夢にも思いませんでした。
先生は20代。
音大出身で、シンガーソングライターの女性です。
お名前を F 先生と呼びますね。
ボーカルレッスンでは、F先生に、発声方法・歌唱方法を教わるだけでなく、歌詞の意味を考えて、ストーリーを踏まえて感情を込めて歌う、ということを教わりました。
実は私の都合とF先生の都合がなかなか合わず、違う先生にお願いすることも2回ほどあったのですが、やっぱり F 先生の教え方がいい……、と無理やりF先生の予定をおさえて、通うほどでした。
歌詞の意味を考えながら歌うと、泣けてきてしまって歌えなくなるほど!
ボーカルレッスンなのに、です。
そして、先生の指導のもと感情を込めて歌う私に合わせ、先生は素晴らしいピアノ演奏をしてくれるのです。
先生もアーティストとして感情を演奏で表現してくれたのです。
こんな感動的なボーカルレッスン、ありますか?
……他を知らないのでわかりませんが、私にはF先生との時間は、ほんとうにとても貴重な時間でした。
他の先生との違いは「私に合わせて寄り添ってくれる」という点でした。
- 楽譜が読めるとわかると、毎回楽譜を用意してくれる
(小さい頃ピアノをやっていたのですが、右手しか読めないです) - 課題曲を私の声量やレベルに合わせて考えてきてくれる
- 手書きの歌詞に、歌い方のコツを書いてくれている
などなど。
なぜ、私は寄り添って欲しいのか。
私は、子供の頃から、寄り添ってもらうことが経験として少なかったのではないかと思います。
ある程度器用にこなしてしまうため、友達や先生から「あなたなら、大丈夫でしょう」と放って置かれることが多かったのです。
なぜ器用になったのか。
それは私が一人っ子で、自分でやるしかなかったからです。
本当の私は、寄り添ってもらい、ディスカッションしながら、さらにさらに、伸びていきたい!
放って置かれるのは、一番つらく感じるのです。
歌の場合でいうと、私は声も出るし、音程も合っているので、あとは歌唱法だけと思われました。
「カイエダさんはもともとうまいので」と、たいていの先生は難しい理論から教えてくださるのです。
その場では、先生に言ってもらったとおり、真似をしながら歌うのでなんとなくできるのですが、あとで理論を忘れてしまうんですよね。
べろを浮かすとか、鼻から声を出して自分を楽器にして声を体内に響かせる、とかかなり難しい技術を教えてくれます。
ですが、プロになるつもりもない素人のままでいい私には、理論で教えていただいても、覚えられないし、必要ないんです。
どちらかというと、体感したことを維持するために、わかりやすく繰り返すことができるやり方を教わりたいのでした。
一方で、F先生は感情をどこで込めるのか、この歌詞はこういう状況だから、ここはテンションMAXで!とかそういう教え方なんですね。
私は音楽の専門家から、言葉の強さやストーリーの深さを教わったのです。
そしてそのほうが、私の歌は、いい歌になったのでした。
先生の指導のもと、さまざまな歌手の方の歌を私も課題曲として歌ってきました。
最終的には「先生……この歌詞、サビからできあがった感じですね。他は『つぎはぎ』ですよね……」と私ですら、歌ってみるとわかるようになってきました。
そのくらい、歌詞にストーリーが、あるかないか、曲主体の歌かどうか(曲がいいから詩がついたなど)、もわかるようになってきたのです。
これは、F先生がシンガーソングライターだから、歌詞も曲も自身でつくっているから、できる教え方なのかもしれません。
もちろん、プロを目指している生徒さんだったら、こういう教え方に加えて、もっと専門的な技法の教え方をなさっていたでしょう。
難しい理論はまったく必要ない私に合わせ、お互いが気持ちが昂ぶるほど、歌詞や作詞者の想いに、自分も想いを巡らします。
そして寄り添って教えてくれたのです。
私は、お客様に寄り添い伴走するデザインもやっちゃうWebプロデューサー
私には、F 先生のような「寄り添い伴走する」姿勢がまさに理想でした。
私もお客様たちの進度・深度にあわせて、 寄り添い、さらにいいところを伸ばし、わかりやすく教えようと努めています。
おもてなしブログ®︎の理論も、「お客様に寄り添う」が大テーマ。
おそらく、普通にデザインをするだけのWebデザイナーだったら、ここまでお客様に寄り添って集客や売上アップまでも面倒を見てお節介しません。
人気のコンサルタントさんですと、抱えている人数が多いので、グループコンサルがメインとなります。
そうすると一様にしか教えることができませんので、おひとりのお客様との打ち合わせを毎週行うほどの時間をかける方はいらっしゃらないと思います。
ですが、私は、その時間をかけます。
基本はグループコンサルなし、チームコンサルなしのマンツーマン形式ですから。
ロールモデルであるF先生の影響もあり、私は他のデザイナーでもないコンサルタントでもないポジションを自分で作りました。
同業種の人をロールモデルにすると、1番どころかオンリーワンにもなれない
以前、起業塾に入っていたころ。
師と、仰いでいた方をロールモデルにしていた頃は、もしこの人と同じ能力を持ったとしても、二番煎じにしかならないな、とわかっていました。
私の経験からですが、同業種の人をロールモデルにすると、その人以上にはなれません。
なぜなら、もうそのポジションは取られているからです。
世界で一番高い山は?質問に「エベレスト」とすぐに答えられるかと思います。
ですが……!
世界で2番目に高い山は?と聞かれても、博学なクイズ王でもなければ…受験生でもなければ…即答できません。
認知され、ポジションをとっていくとは、つまり「エベレスト」であることなんです。
○○と言えばあなた!という状態を目指すのであれば、お客様に絶対的に記憶させることが条件です。
そのためには特定の分野でナンバーワンになることが求められますが、ライバルがひしめく分野でトップになるのは、簡単ではありません。
ここで重要になるのが「ポジショニング」なんです。
ポジショニングとは、先述しましたがそのまま訳せば、文字通り「場所をとる」という意味。
ライバルと差別化した上で、お客様の頭の中に「場所を取る」こと。
ポジションがないのであれば、創ればいい。
そのためのロールモデルは?
無いのであれば、お客様の頭の中に、場所を創ればいいのです。
それを一番手っ取り早くできるやり方のひとつ、が、「異業種の誰かをロールモデル」にすることです。
私の場合、ぴったり当てはまったのが、たまたまボーカルトレーナーのF先生でした。
まとめとして
異業種にロールモデルを見つけ出すには、興味のあることに、とにかくチャレンジしてみることが大事です。
その中で、あなたが
- 何に心動かされるのか。
- 何に感動するのか。
心動かされたものとあなたのサービスや商品に「置き換えて」考えてみてください。
心動かされたものさえ見つかって、置き換えると明確に決めれば、ブログやSNSでの発信の仕方も変わってきます。
まだ、誰にも場所を取られていない未開の領域はあります。
あなたがそれに気がついていないだけなのと、これまで考えるチャンスがなかっただけです。

自分の中だけの「当たり前」の世界のそとに、ぜひ飛び出してみてください。
世界はもっともっと広いです。