事業者、必見!心得ておきたい「著作権」のこと
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カイエダです。
この記事では、心得ておきたい著作権について、解説します。
実は以前、カイエダが作ったランディングページの内容のキャッチコピー、申し込み部分のデザイン(CSS…ソースがまったく一緒でした)、構成、およびお客様に提供する特典数そのものをまるっとコピーされたWebサイトを見つけました。
しかもWeb制作会社が制作したもの……!(これもソースを解析すればわかります)。
コピーした方は、私のオンラインサロンに一時参加していた方でした(涙)
厳重注意をし退会していただきました。
スマホがこれだけ流行って、もう持っていない人のほうが珍しくなりました。
簡単に誰でも情報発信できるようになり、新たな問題も発生しています。
悪気なく他の人の書いた文章をコピーしてブログにアップしてしまったり、著作物の写真を撮影してアップするなどして、著作権の侵害が見られるようになりました。
さらに、心を込めて作った講座のテキストをそのままぱくられてしまったり……と、こういったことは後を絶ちません。
カイエダも著作権違反をしかけたことがあります。
何も知らず、ついコピーしたまま公表してしまった過去があるのです。
そのときは、著作権者の方から注意を受け、今後どういうことが生じるのか教えていただきました。
速攻ページを修正し、不義理を陳謝し事なきを得ました。
かなり前のことですが、あのとききちんと著作権のことを教えていただき、かつ自分でも気をつけ勉強したのは、今になってはとても良かったと思います。
もし発見した著作者が、Googleに該当ページを削除依頼を申請すると、検索エンジンから削除される、という処置がくだされます。
こういった処理がくだされてしまうと、せっかく育ててきたブログやホームページも評価が下がりますので、とても危険なのです。
一瞬の気の緩みや知識のなさで、あなたのブログを台無しにしてしまいかねませんので注意が必要です。
この記事の目次
著作権とは
公益社団法人著作権情報センターに解説されていました。引用しますね。
最近、知的財産権(知的所有権)という言葉がよくクローズアップされていますが、これは大きく二つに分けることができます。一つは特許権、実用新案権、意匠権、商標権といった「産業財産権(工業所有権)」。そして、もう一つが文化的な創作物を保護の対象とする「著作権」で、これは著作権法という法律で保護されています。
文化的な創作物とは、文芸、学術、美術、音楽などのジャンルに入り、人間の思想、感情を創作的に表現したもののことで、著作物といいます。また、それを創作した人が著作者です。
産業財産権(工業所有権)は、登録しなければ権利が発生しません。これに対して著作権は、権利を得るための手続きを何ら必要としません。著作物を創作した時点で自動的に権利が発生(無方式主義)し、以後、原則として著作者の死後50年まで保護されます。著作権に対する理解と保護の度合いは、その国の文化のバロメーターといわれています。それだけに、著作権とは何か、なぜ大切なのかをもっと知ることが必要です。
専門家として、ブログに一次情報としてのオリジナルコンテンツ(他の誰も書けない、あなたしか書けない記事)を創出する皆さんには、詳しく知っておいていただきたいです。
このブログでもよくお話していますが、書かれた文章に関しても「引用」と「盗用」の違いが
わからずに文章を、悪意なくコピペしてアップしてしまい「盗用」が起こってしまうこともあります。
もし、参考にしたい素晴らしい文章があったら、私が上で公益社団法人著作権情報センターの記事を参照したように、ぜひ「引用タグ」を利用しましょう。
WordPress(最近はアメブロでも)では下図のようなボタンがあって便利です。
引用タグには種類があります
まとめて引用する blockquote <blockquote>〜</blockquote>
長い文章をまとめて引用したいときに使います。
私はこれをよく使いますね。
一部を引用する quote <q>〜</q>
文の一部や短い文章を引用したいときに使います。
例で言うと「」(かぎかっこ)で表示するようなイメージです。
誰かのセリフのように。
引用元を表記する cite
引用した文章がどこから引用したものであるかを示します。
上の私の引用部分にも引用元のリンクを入れてあります。
文章だけではなく、動画や写真も!
もちろん!
文章だけではありませんよ〜!
動画や写真も同じです。
Webで写真を公開した著作者全員が著作権を放棄しているわけではありません。
ですから、Webで公開されている気に入ったカッコイイ写真を無断でコピーして自分のサイトに
使う……というのは著作権を侵害している可能性もあるわけです。
特打!写真の著作権表示の見分け方
表示
このアイコンが付いた作品を利用する人は、作品を創作した人(著作者)を表示しなくてはならないことを表します。
改変禁止
このアイコンが付いた作品を利用する人は、作品を改変してはならないことを表します。
継承
このアイコンが付いた作品を改変して利用する場合、改変することで新たに生み出された作品は、当初の作品のライセンス条件を継承し、同一の組み合わせでライセンスされなければならないことを表します。
パブリックドメイン
パブリックドメインとは、社会全体の公共財産の意。
知的創作物について著作者や発明者などが著作権などの一切の権利を放棄し、一般公衆に属する状態にあることを言います。
パブリックドメインの状態になった知的創造物については知的財産権が誰にも帰属しないため、
所有権を侵害するような場合を除き、その利用を排除する権限を有する者は存在せず誰でも自由に
利用することができます。
ライセンスの詳細はクリエイティブ・コモンズ・ジャパンをご参照下さい(^^)
http://creativecommons.jp/licenses/
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは
インターネット時代のための新しい著作権ルール。
作品を公開する作者が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません」という意思表示をするためのツールです。
上手に利用していきましょう!
Googleは画像も「オリジナル」を重要視している
実は検索エンジンGoogleさんも文章をメインとするコンテンツだけでなく「オリジナルの画像」を使っているWebサイトやブログを「このサイトはオリジナルの画像を使う本格的なサイト」と評価するようです。
検証した方がいらっしゃいます。
イアン・ルーリーさんの検証記事はこちら(英語)
…2012年の記事ですので少し昔です。
この記事では、ストック写真(つまり多くの方が利用するフリー素材など)を使うよりも、オリジナルに描いたイラストや漫画のほうが、Googleから高評価を獲得した、という検証結果のようです。
ただ、毎回毎回、ブログにオリジナルの画像を用意するのはとても難しいです。
力を入れて書いた記事や、アクセスが集まる見込みが高いと思われる投稿については、オリジナルの画像を採用するほうがよいでしょう。
オリジナル画像を用意しきれない、あなたにオススメ!
これはありがたい!パブリックドメインの写真素材サイト&イラスト素材サイト
かつて、このブログでもご紹介し好評を博している、便利な写真素材サイト&イラスト素材サイトをご紹介します。
パブリックドメインで利用でき、本当にありがたい限り…。
ただし使いすぎは上記検索エンジンでの評価を得られないため、注意は必要です(^^)
確かに読者様にとって「ああ、これは素材サイトの画像だ」と思われてしまうよりも、自分のスマホで撮影したり、写真を加工したり、イラストにしたものを掲載したほうが、独自性を感じていただけますね(^^)
まとめとして

著作権についての概念を、知っているか知らないかだけで、専門家としての格が上がるのではないかと思います。
ぜひ、あなたは著作権の侵害をしない専門家として、ブログで堂々と記事を書いてみてくださいね^^