その強さ遺伝子レベル!「赤」の意味:ブログに活かす色彩心理マーケティング
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「赤」という色を見て、そして「赤」という文字を見て、どんなことがパッと浮かびますか?
この記事では、赤という色を、色彩心理の意味から考え、ブログやホームページでの使い方について解説していきます。
この記事の目次 [表示]
赤という色の意味
「赤」といっても、さまざまな赤があります。
暗い赤だったり眩しい赤だったり、いろいろありますが、基本的には赤はとても「強烈」です。
強いメッセージを伝えたい時に使用するには、
その重みが伝わります。
赤という色そのものが、人を「興奮させる」色であることは間違いありません。

なぜなら赤い色は、古代から人間にとってとても大切なものと結びついているからです。
- 血液
- 太陽
- 炎
など、どれも人間が生きていくために目にした、重要なものの色が「赤」でした。

赤い色を見ると、
- 素早く逃げる
- もしくは近寄る
など、古代より人間にとって命を守ることに直結していたはずです。
赤に対する人の反応を調べますと、やはり他の色よりも身体的な反応が早いようです。
赤に素早く反応する身体的な反応と、文化的背景
人は「赤」を見ると
- 血圧があがる
- 体温があがる
- 呼吸数も増加
と、興奮状態にセットされます。


これは古代から、赤を見て素早く動く能力を全開にする必要性があったからだと言われています。
- 動物に襲われた仲間が血を流していた……!
- 動物を狩りでしとめたときに赤い血が流れた……!
- 転んだら膝から血が出た……!
- 山火事になって真っ赤な炎があたりが全焼した……!
などなど、たくさんあります。
命を守るために、赤を見ると素早く行動できるよう、遺伝子に組み込まれているのです。
また、人間は、唯一火を起こし、寒さをしのぎ、光源として「火」を使ってきました。
その火は触るとやけどし、他のものに燃え移ると、焼き尽くしてしまうくらい恐ろしいものでもあります。
ここから連想できる言葉は
- 暖かさ
- 暑さ
- 熱
- エネルギー
- 神々しい力
- 畏怖
などがあります。
赤の使われ方
このように、赤はとても強烈で興奮させる強さがある色です。
また遺伝子レベルで人間は赤に反応することから、色の中では珍しく、国や地域、時代に関係なく「エネルギー」を象徴する色です。
強い注目を集める色ですので、広告や商品パッケージに多用されていますよね。
販売色や購買色とも呼ばれ、「バーゲン」には欠かせない色です。
意欲を出させる色なので、スポーツで赤を身につけるケースも多いです。
イギリスの雑誌”Nature”によると、赤い競技服を身につけたほうが勝率も高い!とのデータもあります。
暖かさを感じさせる色でもあるので実際に暖かく感じたり、また時間の経過を早く感じさせると
いった効果もあります。
とにかく赤は生命・活動の象徴です。
ブログで赤を使うと……?
ブログやホームページで文字色で赤を多用するとき、気をつけるべきは
どこを強調するのか、きちんと整理しておく
ということです。
これも大事、あれも大事……と赤文字を使いすぎると(今日のブログを見ていただけるとわかっていただけるかと思いますが……)何が大事なのかわからなくなってしまいます!
また、明るい赤はとても目にも強いインパクトを残すため、少しチカチカした印象を与えます(*_*)
今回のブログ、目がチカチカしませんでしたか?
明るすぎない赤を使う方が、実は読みやすかったりします。参考になさってください。

まとめとして

今回は「赤」についてお話しました。
話し足りないくらいです……。
まだ何記事も書けそうです。
色の意味を知ると、使うときに考えて使えるようになります。
赤は目立ちますし強烈ですので、ご自身の伝えたいメッセージの重みや内容をきちんと考えて、効果的に使ってみてください。
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