脳が好む!究極のおもてなしデザインの秘密は顔細胞
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街中を歩いていて、つい目がいってしまうもの。
ありますよね。
コンビニエンスストアで並んでいる雑誌群もつい立ち止まってしまうときがあります。
それは何か、というと「人の顔」なのです。
もちろん著名人のお顔が出ているポスターであったり、本や雑誌、そしてWebサイトやブログであれば「その人が著名だから」目がいくのかもしれません。
ただ、目がいってしまう原因は、それだけではないのです。
人の顔にだけ特別に反応する「顔細胞」
実は、人の脳には、色が形に反応する細胞があるだけでなく、人の顔にだけ特別に反応する細胞があるようです。
生まれ持って、備わっているだなんて!
不思議なことに、人間には脳の中に顔を記憶する特別なシステムがあり、そのシステムによって他人の顔を判別します。
人の顔を覚える顔細胞の不思議
人ごみの中でも特定の人を見分けることができるのは、脳の「側頭連合野」という領域。
その中に人間の顔や顔に非常に近いものに反応する神経細胞があります。
それが「顔細胞(顔ニューロン)」といわれるもので、人の顔を記憶します。顔細胞は、生後2週間ころから働き始めるといわれています。
生まれたばかりの赤ちゃんの視力は0.03程度で、20センチ以上離れた場所のものはぼんやりと見える程度。
けれども、生まれたばかりでも、お母さんの顔を好んで見ることが報告されています。
また、自分の母親と見知らぬ女性の顔を区別するともいわれています。
もともとは、赤ちゃんがお母さんの顔を見分けるために備わっている顔細胞。
人は生まれついて、人の「顔」に過剰に反応してしまうのです。
だからこそ、この特色を「デザイン」の分野で活かさない手はありません。
人の顔を「図柄」と考えるならば、どんな色や形よりも、間違いなく脳が好む究極のデザインと言えるのではないでしょうか。
脳が好むから、デザインにも取り入れる「顔」
顔に「つい」目がいってしまうことをデザインに活かす場面はたくさんあります。
顔写真付きの名刺や、ブログのイメージデザインなどでも、ブログ運営者の顔写真を入れるのは、お客様に目を向けさせるためには、とても理にかなっています。
カイエダがプロデュースしたブログデザインでも、運営者さまたちのお顔写真をメインビジュアルに採用しています。
ハッピーな先生のハッピーな教室
フラワービジョン・プロデュース
古里舟光湖ホームページ
もちろん。
顔であればなんでもいい、というものではありません。
顔には反応しますが、必ずしも好きになってもらえるわけではありません。
好きになってもらえない顔
もちろん好みはありますが、
- 病的な顔
- 無表情な顔
- 不潔そうな顔
は、普通に好きにはなってもらえませんよね。
悪いイメージとして逆効果になる可能性が高いです…。
ですのでビジネスで使うご自身のイメージ写真は(嘘偽りは、もってのほか!ですが)、表情や写真の撮り方に十分気を遣いましょう。
美は「チカラ」なり
個人的な経験談をお話しますね。
現在私は、経営者を外見とマインドからサポートするビジョンメイクプロデューサーとして活躍されている、元ミス・ワールド日本代表のゆうよう子さんという方にファッションに関してコンサルティングをお願いしています。
ファッションを変えるということに、最初私はとても抵抗を感じました。
人に「きれい!」「すてき!」と褒められることに、まったく慣れていなかったからです。
おもしろい、と言ってもらうことが最高の褒め言葉でした(今でもよく言われる言葉です)。
そして、内面さえ磨き、最低限の清潔感があれば、どんな服装でもメイクでも、いいのではないかという思いがありました。
そんなある意味「見た目」コンプレックスを抱えた私に対して、ゆうさんは
カイエダさん、美は「チカラ」なり、です。
と、教えてくださいました。
ゆうさんとの出会いをきっかけに、私自身、数年前よりも格段に見た目に意識を払うようになりました。
お客様を大切に想う心があるのであればなおのこと、美しさや立ち居振る舞いを整えることは「おもてなし」です。
中身さえよければ見た目が適当でいい、というのは失礼にあたります。
造形の美しさではなく、丁寧に手入れし、心を行き届かせる、お客様を想う気持ちが大切であるということは、ブログデザインでも同じです。
まとめとして
人には、顔を見分けるための「顔細胞」というものがあり、つい人の顔に注目してしまう特性があります。
その特性を利用して、デザインの中に「お顔」を入れていくことは、あなた自身を覚えていただくことにもつながり、好感が高まることにつながります。
ただし「美はチカラなり」。
顔が入っていればなんでもいいというわけではありません。
お客様を大切に想う気持ちを常に携え、印象のよいお顔を取り入れたデザインにしていきたいですね!
自分のよさや美しさ、というのは、自分ではわかりません。
私はお客様に寄り添うデザイニストとして、プロフィール写真撮影にも同行してアドバイスしています。
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