絵の具があってもゴッホにはなれない。学びを適した方法で実践をしなければ集客は難しい!
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カイエダです。
たった1回セミナーに行っただけ、もしくは個別のセッションを1回受けただけで「明日から、私にもできそう!」と、学んだことを何も実践しなかった……。
その何ヶ月か先に、また同じようなセミナーに参加した、他のコンサルタントの個別相談で相談した、というような経験はありませんか?
その道のプロが教えてくれる内容が、とても実践的ですぐにできそうだったとしても、さすがに聞いただけで終わらせてしまっては身につくものではありません。
それは、なぜなのでしょう。
この記事の目次
同じ絵の具でも、ゴッホのように絵は描けない
少し抽象的な説明かもしれませんが、いくらゴッホが大好きで眺めていて、ゴッホが使っていたのと同じ絵の具を買ったとしても「同じ絵の具でも、ゴッホような絵は描けない」ということは、わかりますよね。


そりゃそうでしょ!
ゴッホなんてムリ!
もし絵の具を持っていても、実際に絵の具を使って、絵を描いてみないことには話ははじまりません。
ましてや、いくら同じ絵の具で絵を描き始めても、いきなりゴッホのようなタッチで絵を描くことはできません。
ゴッホの絵が大好き!だとしてもです。
どんな絵を描けばいいのかすらわからないかもしれません。
集客にも当てはまる考え方
上記の「同じ絵の具を持っていたとしても、ゴッホにはなれない」という考え方は、そっくりそのまま「集客」の考え方にも当てはめられます。
たとえばブログ。
少し習って、ブログを書いてすぐに反応がないからといって、集客できないと諦めないでください。
なぜなら、そんな簡単にブログも上達しなければ集客もうまくなるはずがないからです。
ではどうすれば「うまく」なれる?
- ひたすら我流で書く!
- ブログ集客できている人のブログを読んで学ぶ
- ブログ集客できている人のメルマガを読んで学ぶ
- ブログ集客できている人のセミナーへ行って学ぶ
- ブログ集客できている人のオンラインサロンで学ぶ
- ブログ集客できている人(コンサルタント)から直接学ぶ
ブログ集客をうまく軌道に乗せたいのであれば、上記のような方法があります。
我流で時間をかけてうまくいかせる方法もありますね。
とはいえ、多くの人が我流と言いながらもたくさん勉強していますよ。
上から順番に下にいくに従って、投資する金額も高くなっています。
どの方法も、うまくいく場合もうまくいかない可能性があります。
その違いは何か、というと「受け身(受動的)」か「自発(能動的)」か、という違いです。
受け身とは?自発とは?
「受け身」とは、ただ学んだだけ、の状態。
本を買って読んでみた、以上終わり。
セミナーにいって学んでみた、やればよいということがわかった、以上終わり。
いっぽう、「自発」とは学びを一過性のもので終わらせず、自分のこととして落とし込み、習ったことを、まずそのまま実践することです。
もしブログ集客を学んだのであれば、教えてもらったことをすぐにはじめてみる、など。
この素直に実践するというのは、自分の頭できちんと理解できていなければ、行動に落とし込むことすらできません。
どんな方法でもそうですが、ただ「受け身」で学んでも、自分の知識や経験として身につきません。
勉強したきりになっていたり、インプットしただけで満足してはいませんか?
ここで危険な考え方となるのが

高いお金を出したんだから身について当たり前!
というもの。
いやいやいやいや……。
そんな甘くはありません。
お金をいくら積んでも、やるのは「あなた」です。
「代行」ならば別ですけれど。
ただし代行の場合でも、きちんと指示ができなければいいものがあがってきません。
丸投げでは、あなたが学ぶことすら無意味です。
「やってもらう」「教えてもらうのを待っている」のではなく、自分で動かなければ何もはじまりません。
勉強して満足した気になってしまう落とし穴

気持ちはわかります。
どんどん資格を取っていく喜びや、受験して合格したときの達成感はいいものです。
どんどんインプットして知識が増えていくと、知的好奇心も満たされ、満足しますよね。
勉強が好き!なのであれば、自らのことを「勉強家」と名乗りましょう。
ただし本来「学び」の目的が「仕事に活かすため」だったのであれば、申し訳ないのですが勉強したという「インプット」は「趣味」と一緒です。
趣味が悪いのではありません。
趣味の範囲ですと、あくまでも「自己満足」です。
それでは仕事で活かせません。
まず何のために学んだのか。
それを思い出してください。
- 仕事に活かすため
- 集客して、より多くのお客様の手助けをしたいため
- 稼ぎたいため
- 自立したいため
上記のような目的を達成するための学びを、どう活かしていくのか。
とにかく実践するしかありません。
アウトプットを、すぐにでも開始します。
正しいアウトプットは、自分の「こと」として置き換えてこそ。
よく学生のころ、キレイにノートをとって満足してしまうことがありました。
ノートがキレイだからといって、勉強ができるとは限らないんですよね。
テレビで「頭いい芸人」として有名な、京都大学出身の漫才芸人・ロザン宇治原史規さん(写真右)が授業でのノートの取り方を披露していました。
板書をノートに書き移すという「作業」ではないのです。
板書を書き移す場合もありますが、ひたすら先生の話を聞き、理解した要点をまとめて書いていました。
あとで見返して、追加で記述できるように空欄もあけて。
ノートをキレイに板書するというのは、一見アウトプットしているように感じますが、板書の書き写しはアウトプットではありません。
それは機械でもできる作業です。
「ノートの取り方なんて、そんなこと誰も教えてくれなかった!」とおっしゃる方もいますが、おそらくアウトプットがすぐできる人は、試行錯誤したうえで実践しています。
宇治原さんも、学生のころに「ノートの取り方の授業」なんて出ていないはずです。
ノートに書くならば、自分の経験も踏まえて書いておかないと、まずは自分の思考や言葉に落とし込めません。
今回はノートの取り方を例に書いてみましたが、あなたの学んだことが
- 体系的にまとまっている
- 素直に実践すれば、自分ひとりで試行錯誤してはじめるよりも効率はよい
ものであることが明確なのであれば、躊躇せずに進んでいきましょう。
また
- 実践した結果を見直し、さらなる展開をアドバイスしてくれる専門家がそばにいる
- 失敗を避けられる、本人に適した方法を専門家のアドバイスに沿って選ぶことができる
状態であると、1つの学びが倍になって深まります。
我流でがんばることも大事ですが、効率化を考えるのであれば、アドバイスを専門家に求める方法もオススメします。
まとめとして
せっかく学んだのに
- 教えてくれた人の教え方がわかりづらかった
- 相性が合わなかった
- 時間がなかった
- 理解できなかったからやれなかった
と放り投げてしまう人は多いです。
その程度の学びだったら、それはそれでいいです。

ものにしたい!ということを勉強したのであれば、ぜひ学んだだけで満足せずにアウトプットを即開始していきましょう。