Zoomの講じたセキュリティ対策!?“Zoombombing”って何?”Stay Home”促進にオンライン会議の重要性が増すなか講じられた仕様変更
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カイエダです。
2020年4月現在、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)が世界的に蔓延しています。
急激な肺炎を引き起こす感染症に、今のところ特効薬や予防策はありません。

”STAY HOME”が呼びかけられ、テレワーク(在宅勤務)も推奨されています。
このような状況下で、オンライン会議システム「Zoom」が多く利用されるようになっています。
が……!
セキュリティの穴が見つかって、IT業界だけでなく、さまざまな業界がざわつきました。
そんななか、次のような対策が打たれたようです。
Zoomが仕様変更?その背景と内容
Web会議サービス「Zoom」を運営する米Zoom Video Communicationsは4月4日(現地時間)、ミーティングに悪意を持って入室し、不適切な画像を共有するなどのいわゆる「Zoombombing」を防ぐための2つの新機能を5日から有効にすると、サポートページ(本稿執筆現在、英語のみ)で発表した。
会議室パスワードの強化と「待機室」機能だ。
- 会議室パスワードの強化
- 「待機室」機能
両者とも無料プランと個人向け有料プラン「プロ」で適用されています(2020年4月5日現在)。
Zoomでは既に、新規に開くミーティングのスケジュール設定、即時ミーティング、パーソナルミーティングIDにパスワードを設定できるようになっている。
5日からは、これがデフォルトで有効になり、以前スケジュールしたミーティングのパスワードも有効になる。ITmedia NEWS

そうなんです。
私は今日もZoomを利用して午前中から打ち合わせをしていて、次回のミーティングの予定を決めようとしたときに異変が。
設定していないのにパスワードが必ずつくようになっていたんですね。
待機室って?
「Waiting Room(待機室)」とは、ミーティングの主催者が準備している間、参加者をバーチャルな待機室で参加を待たせておく機能のことです。
参加者が入室すると、いったん待機室に入り、主催者が許可するまでミーティングに参加できない仕様です。
主催者は、参加者を確認しながら入室許可していきます。
一括で許可することも可能です。
ただし……。
待機室機能についてはカナダのトロント大学の研究者によって、脆弱性が指摘されている、とのこと。
元ネタ:脆弱性をZoomに指摘
脆弱性(ぜいじゃくせい)とは
コンピュータのOSやソフトウェアにおいて、プログラムの不具合や設計上のミスが原因となって発生した情報セキュリティ上の欠陥のことを言います。
脆弱性は、セキュリティホールとも呼ばれます。
カナダのトロント大学の研究者は、Zoomがこの脆弱性に対処するまでは待機室機能を無効にし、パスワードだけを使うようユーザーにすすめています。
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Zoomによると、2019年12月末の時点で約1000万人だったユーザー数が、3月には2億人以上に増加したらしいです。
ひええええーーー!
すごい人数ですね!!!
まとめとして

と、いうことで、Zoomさんも対策を急ピッチで進めているようです。
急な仕様変更がこれからもありそうですね〜。
「突然パスワード設定されたよ!」
「入れないよ!」
という状況になっても慌てずに……。
少しの時間、様子をみてみましょう。
ま、本音を言うと「連絡してよ〜〜!」とも思うのですが……。
時期が時期だけに、リリース前に機能追加をしてしまっているという感じです。
ユーザーである我々が焦っても仕方ありません。
落ち着いて行動したり考えることが、何よりも大事ですね。
Stay Home!
な今の時期だからこそ取り組めることに、今こそ取り組みましょうね!