Google、Gmailのエイプリルフールがしゃれにならず謝罪
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毎年4月1日のエイプリルフールには、
IT系の各社がおもしろい「うそ」を演出し、
話題になりますよね。
今回、Googleさんがエイプリルフールにしかけた演出は、どうやら抗議が殺到し、シャレにならなかったそうです。
ITmediaさんより引用です。
米GoogleのGmailチームが4月1日(現地時間)に公開したエイプリルフールのいたずら機能を誤って使ったユーザーから多くの抗議が寄せられ、同社はすぐにこの機能を取り下げ、謝罪した。
Googleさん、何をしたのでしょう。
この機能は「Mic Drop」(マイクを落とす)と名付けられ、送信ボタンの右隣に1日限定のオレンジ色の送信+マイクを落とすアイコンボタンが表示される。メールの送信ボタンの代わりにこのボタンをクリックすると、王様に扮したミニオン(映画「怪盗グルー」シリーズに登場する黄色い生物)がマイクを落とす(こちらからは何も言うことはない、という意思表示)GIFが添付された状態でメールが相手に届く。
受信側がこのメールを開くと、メッセージと一緒にこのGIFが再生され、しかも返信しても送信側に届かなくなる。
あら、、、。これは確かに迷惑なお話ですね。
Gmailチームの説明では、メールのスレッドで続く不毛な論争(猫と犬のどっちがかわいいかなど)を終わらせたい時に便利、ということだった。だが、ボタンの位置が使い慣れた普通の送信ボタンの近くにあったため、重要なビジネスメールで誤ってこのボタンをクリックしてしまうという事故が多発したようだ。
それだけGmailを利用しているユーザーが多いということですよね。
Gmailのヘルプフォーラムには多数の苦情が寄せられた。中には、上司宛の急ぎの重要なメールで知らずにこの機能を使ってしまい、返事をもらえない(返信が届かないので)ままいきなり電話で解雇されたというユーザーも。
なにー!電話で解雇が発生したですって?
それもエイプリルフールってことにはならなかった、、、ということでしょうか(涙)
「多くのユーザーがGmailを非常に重要なメッセージで使ってくれていることに気付いた。Mic Dropがあなたにとって有害だったとしたら謝罪する。なお、企業向けGoogle Appではこの機能は最初から追加されていない」と謝罪し、Mic Dropボタンによる送信でブロックされていた返信をすべて配信したと説明した。
企業向けGoogle Appを利用していないユーザーだとしても、
ビジネスで利用しているユーザーは多くいると思います。
Gmailの重要性がわかった、というマーケティング調査ができただけではすまない事態に発展しているのであれば、ことは重大ですね。
エイプリルフールとはいえ「わかりやすい嘘」「笑える嘘」がいいですね!