【エピソード11】「異次元」師匠に魅せられた 〜一人だけの声、一人だけの世界〜

2025年4月21日Music & Artists

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【エピソード11】「異次元」師匠に魅せられた 〜一人だけの声、一人だけの世界〜
カイエダ

カイエダです。
最近、安全地帯・玉置浩二さんに出戻りしてからというもの、安全地帯が2年バックバンドを務めた、師匠とも言える井上陽水さんにもハマっています。

いずれのアルバムジャケット、DVDジャケットも、全てAmazon musicもしくはAmazonにリンクしています。

私が井上陽水さんを初めてちゃんと見たのは小学校6年生のときです。
安全地帯との1986年ジョイントコンサート「STARDUST RENDEZ-VOUS」@明治神宮野球場の映像でした。
当時見たライブ映像では、売れに売れまくっていた安全地帯のステージのあと、ふわっと、堂々と現れた陽水さん(といっても当時38歳!若い!)。

独特な立ち居振る舞いと、どこか浮世離れした雰囲気。
「……この人が安全地帯の師匠…!」と、最初は「クセ強めの偉い人(ごめんなさい〜)」かと思っていたのですが、歌が始まった瞬間、小学校6年生でもわかるほど、空気が変わったんです。

陽水さんの歌は「異次元」。誰もいない、自分だけの宇宙

このジャケがとにかく好きです。

私は、陽水さんの歌に「人間的なあたたかさ」や「親しみ」を感じたことはありません。
むしろ真逆で、異次元的な孤独さを感じさせます。
そして、それがとても心地よい。

陽水さんの声には「こちらの世界」にはない周波数が含まれている気がして、気がつくとそこに引き込まれている自分がいます。

自分だけがぽつんと連れてこられた、陽水さんしかいない世界。
とても不安!になりそうなのに、なぜか耳が離せないのです。

その人が「レジェンド」だったと、あとから知った

ドラマ、CM、たくさんのアーティストへの楽曲提供…。そして稀代のヒットメーカー。
あとから知ったエピソードのすべてが、「この人、やっぱり只者じゃない」と感じさせてくれました。

「曲を作った」というより、「降りてきたものを歌ってる」ような存在感。
他の誰にも似ていないのです。
他の誰も、きっとこの場所には来れないのではないでしょうか。

今、私が浸っている“陽水ワールド”プレイリスト

陽水さんの曲はたくさんありますが、今、私が毎日のように聴いているのが以下12曲。
どれも「陽水さんにしか歌えない」と思わせられる曲ばかりです。

Make-up Shadow

1993/7/21リリース。木曜劇場『素晴らしきかな人生』の主題歌で週間2位、年間27位を記録し80万枚以上を売り上げる大ヒット曲。最近ではヨルシカさんのカバーで有名かもしれませんよね。これは売れますよね〜!

とまどうペリカン

1982/10/21リリース。この曲は最近初めて聴きました。私が陽水ワールドにどっぷり浸かるきっかけになりました。夜の雰囲気たっぷりな大人なイメージと、バリトンサックスかなぁ。すごく深くて低い音が効いています。

カナリア

陽水さんの曲は全体的にそういう特徴があるのですが、歌詞が意味がありそうで、ないところが魅力だと思います。リズムや語感を大事にしているのだと思います。カナリアカナリア連呼するところがとても大好きな曲です。

My House

MyHouseも「は?」というような歌詞で好きです。よく考えてはダメなんです。陽水さんの歌詞は笑。ですがメロディがとにかく良くて、この曲は陽水さんの中でもかなりアップテンポな曲ではないでしょうか。わけわからないけどノリがよくて好きです。

御免

この歌の歌詞は、実際陽水さんが言われた経験なのかしらね。我が家にきてくれてありがとう、なのにカミさんいなくて何ももてなせません、みたいな笑。陽水さんの曲の中で「は?」と思う歌詞ダントツ1位で好きです笑
とにかく…。このアルバムのジャケがかっこいい!と思っています。

氷の世界

1973年の発売されたアルバムの表題曲で、陽水さんの代表曲。たくさんのアーティストにカバーされています。私が一番記憶しているのは筋肉少女帯でしょうか。シュールな歌詞ですよね。サビの、吹雪吹雪のところで声荒げているのがいいですよね…!!!ページ上で紹介した公式動画はコーラスの女性がとても素晴らしいです!!!

なぜか上海

歌謡曲っぽい始まりですが、やっぱり歌詞が訳わからなくていいですよね笑。
ギターは高中正義さん。割と色んなアルバムで高中さん弾いてますよね。高らかに歌い上げる陽水さんの声と高中さんのギターの音色がマッチしていて、とても素敵な曲です。

いっそ セレナーデ

陽水さんご本人が出ている、サントリー角瓶のCMのイメージが強いです。なんて大人の世界、なんて色っぽい曲なのか。お酒など一滴も飲めない下戸の私でも、これが大人の世界だと憧れていましたよ。ミステリアスな陽水さんにぴったりのテレビCMでした。このアルバムには「ワインレッドの心」「恋の予感」など玉置さんと共作した曲も収録されています♪

YoutubeでもCM動画は掲載されていますが、公式の動画ではないため、私のブログではリンクを張りません。ご了承ください。

心もよう

フォークっぽい曲です。陽水さん4枚目のシングルとして1973/9/21にリリース。初のオリコンシングルチャートのトップ10入りを果たした曲だそうです。歌詞を見ると、シュールさはそこまでないですよね。この辺りでは…。いわゆる叙情派フォークの路線というやつです。

ワカンナイ

宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」に対する、いわゆるアンサーソングといわれるこの曲。私はアンサーソングというよりも歌詞そのものが突き刺さりましたしそう解釈しています。
そしてこちらの歌詞考察の記事、とても興味深く読ませていただきました。決して宮沢賢治を批判しているわけではなく現代を憂いている、そう感じます。

夕立

先述した「STARDUST RENDEZ-VOUS」ライブ映像で、この曲を初めて目にし耳にした時(小学校6年生)のインパクトと言ったら!ずっと忘れられませんでした。どんなヒット曲があろうと、井上陽水と言ったら「夕立」だよね、と言ってしまうほど私の中では強烈に残ってしまっている曲です。

ジェラシー

なんかこう、一筋縄ではいかない男女の恋愛模様を描いているような曲です。こういう世界観、陽水さんのオハコなのではないでしょうか。ワインレッドの心も、なんかこう…エッチというかイカガワシイというか笑。そういう複雑な男女の恋愛を描いておられます。それがこういいですよね〜。

どれもが「意味」を超えていて聴くというより、漂うような時間を過ごさせてくれます。

推しの「過去」に出会って、自分の現在が広がった

陽水さんを知ったことで、安全地帯や玉置さんの表現がまた違って見えるようになりました。

同じ空間で活動していたことがあるはずなのに、これほどまでに世界観が違うって、おもしろいです。
ですが、そこに不思議なつながりも感じるのです。
それを感じながら音楽を聴くって、とても贅沢な体験なんだと思います。

まとめとして

カイエダ

時代が違いますし「すべてを理解できる」とは思っていません。
ですが「もっと聴いてみたい」と思わせてくれる。それが陽水さんワールド…!
これからも、たまに異次元を浮遊して、少しずつ歩いてみたいです。
この「距離感」が魅力だと勝手に思っています。
…にしても陽水さん。
実質、引退状態になっているそうですが、お元気になさっておられるでしょうか。
元気に過ごされているのであれば、ファンは嬉しいです!

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