【エピソード4】ふたつの輝きを追いかけて〜清廉な恋のハーモニーと濃厚な愛の歌〜
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カイエダです。
現在私は、2つのバンドを推しています。詳しくはこちら。
両方とも ’80年代に人気に火がついたロックバンドですが、音楽性はかなり異なります。
表現も個性もまったく異なる2つのバンドですが、私は偶然、現在はどちらの音楽にも強く惹かれています。
この記事では、それぞれのバンドの楽曲を創る方たちを並べて、その世界観を独断と偏見で考察してみます。
今回もアイキャッチ画像、それぞれの方に似ていますがあくまでもイメージ画像です。写真などからは一切加工していません。
注意
「それぞれのバンドの楽曲を創る方たち」をそれぞれ「王子」そして「KING」と呼んでいます。
いずれもファンの方たちにも呼ばれている呼称です。
この記事の目次 [表示]
王子の創る世界は、ヒーロー的で未来志向
私にとって王子は、光✨に近い存在です。
派手派手なギターとプレイ、それでいてどこか少年のままのような無邪気さで、常に「まだ見ぬ未来」へ向かって音楽を奏でていらっしゃいます。
多くの楽曲から、夢と希望、勇気と行動がキーワードのように浮かんできます。
まるで、聴いているこちらの背中を「信じているよ」とそっと押してくれるような、ヒーローからのエール。
一方で。
こちらの記事でも書きましたが、王子の創る愛の歌は、リアルでとても切ないです。
過去の辛かった恋愛や忘れられない恋愛を、まるで自分ごとのように感じさせるストーリー性があります。
THE ALFEEの特長である「美しい三声のコーラス」が生かされている
ヒーローからのエールのような楽曲も、自分ごとに感じさせるような切ない恋愛の楽曲も、いずれも「美しい三声のコーラス」でより美しく演出されています。
美しいコーラスが入ることで、THE ALFEEらしさが出ますよね。
信頼できる仲間と共に長い時間活躍してきた王子。
だからこそ、伝えてくれるメッセージには支え合う関係性のあたたかさがにじんでいるように感じます。
KINGの世界は、「愛の器」のように深く、やさしい
一方で、KINGの音楽は、聴く人の心の奥を、そっと包み込むように広がります。
私が好きになった小学生の頃は、内容的に激しく情熱的なラブソングも多かった印象でした。
ですが年を経るごとに、楽曲から伝わってくる、KINGが表現する「愛の質」が変わった感じがしています。
より静かに、深く、人生そのものを抱きしめるようなあたたかさを感じるのです。
たくさんご病気もされて、休養も多かったKING。
さまざまな経験を、音楽として表現してくれているのかな、と思います。
KINGの声は愛そのもの。
言葉を超えた“祈り”のような響きがあります。
だからでしょうか。
安全地帯の歌やKINGのソロ曲を聴くと、泣いてしまうことが多いんです。
子供の頃、安全地帯を聴いても泣くことはなかったのに。
大人になって、こちら側も積み重ねてきたことがあるから、共鳴するようになったのかもしれません。
KINGを支えている存在
そして今、KINGがこうして元気に精神的にも安定して活動を続けられているのは、ご自身の人生を注いで支えている「奥様の存在」があるからだと、私は思っています。
KINGのそばにいてくださってありがとうございます。
そして、もちろん。
休止期間がたびたびある安全地帯ですが、レコードデビューしてからメンバーチェンジはしていません。
KINGの中にはいつも安全地帯がいます。
仲間の存在が、KINGに刺激を与え、かつ支えとなっているのは明らか。
ドラムの田中さんは亡くなってしまったけれど😭
皆んなで集まれば、そこに田中さんはいると信じています。
安全地帯の歌も、愛で溢れているんです。
聴き直して再確認しています。
深いところで、ぎゅっと抱きしめてくれるような。
KINGの生き様を感じさせてくれます。
好きになった後から知った、意外な共通点
王子とKINGには共通した音楽的ルーツがあります。
ハードロック(Led ZeppelinやDeep Pueple、Black Sabbathなどイギリス系)やグループサウンズ(スパイダースやタイガースなど日本のバンド)、サザンロック(The Allman Brothers BandやLynyrd Skynyrdなどアメリカ南部のブルース、R&Bやカントリーなどのルーツ・ミュージックの影響を受けたロック)。
少年時代に夢中になったというバンドやアーティストが、重なっていたのです。
違うところに惹かれたはずなのに、根っこではつながっていた。
なんだかとても嬉しい発見でした。
安全地帯がハードロックをやっていた!というのは正直驚きました!
ふたつの世界に、やわらかく包まれながら

私は今、ふたつの価値観というか世界観にやさしくやわらかく、包まれて生きています。
王子は、未来へと引っ張ってくれる「光の旗」のような存在。
KINGは、深く、静かに、心を満たしてくれる「愛」の存在。
表現の形も、ステージでの姿も、まったく違いますが、どちらも私にとっては、今なくてはならない存在となっています。
ここで質問です。
あなたにとって、なくてはならない存在は誰ですか?
次回予告|【エピソード5】推しの歌声が感情に触れてくるから
KINGのネタが続きますが、音楽と自分の人生経験が重なった経験をまとめてみました。
