【エピソード28】アルバムレビュー『安全地帯V』安全地帯

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【エピソード28】アルバムレビュー『安全地帯V』安全地帯
カイエダ

カイエダです。
この記事では、私の心の中に深く刻まれた、安全地帯の5作目のオリジナルアルバム『安全地帯V』について、熱い想いを込めてレビューいたします。

『安全地帯V』概要

1986年12月14日、キティレコードからリリースされた安全地帯の5枚目のオリジナル・アルバム『安全地帯V』。
前作『安全地帯IV』から約1年ぶりに届けられたこの作品は、私たちの心を再び鷲掴みにしました。
作詞は松井五郎さんと井上陽水さん、作曲は玉置浩二さんと武沢豊さんが担当。
星勝さん、金子章平さん、そして安全地帯の皆さんがプロデューサーを務めていらっしゃいます。

このアルバムのレコーディングは、1986年の8月から11月にかけて行われました。
日本のKRSスタジオ、キティ伊豆スタジオだけでなく、ロサンゼルスのオーシャン・ウェイ・レコーディングでも行われたそうです。
安全地帯にとって、初の海外レコーディング作品となった記念すべき作品です。

全36曲という安全地帯のオリジナルアルバム史上、最多の収録曲数を誇る『安全地帯V』。

11枚目のシングル「プルシアンブルーの肖像」は、映画のサウンドトラックに収録されているため本作には含まれていませんが、先行シングルとして、井上陽水さんとのコラボレーションが記憶に新しい「夏の終りのハーモニー」、大王製紙「エリス ミステリアスフィットネス篇」のコマーシャルソングとして流れていた「Friend」、そしてフジテレビ系テレビアニメ『めぞん一刻』のオープニングテーマとして親しまれた「好きさ」の3曲が収録されています。

『安全地帯V』は、オリコンアルバムチャートで堂々の第1位を獲得し、1987年度の年間チャートでも第7位に輝きました。
たくさんのヒット曲が詰まったアルバムでありながら、驚くことに、iTunes StoreやGoogle Play Music、Moraなどでのダウンロード販売は行われておらず、各種サブスクリプションサービスでも配信されていません。

これは、逆にこのアルバムが持つ特別な価値を物語っているように感じられます。

『安全地帯V』リリース前夜

前作『安全地帯IV』のリリースと前後して、シングル「悲しみにさよなら」が大ヒットした頃、安全地帯の皆さんのテレビ出演は劇的に増えていきました。
TBS系音楽番組『ザ・ベストテン』や日本テレビ系音楽番組『ザ・トップテン』では、年間第1位を獲得するほどの大活躍。
NHK総合音楽番組『第36回NHK紅白歌合戦』には同曲で初出場を飾り、フジテレビ系音楽番組『FNS歌謡祭』では、史上初で唯一となる2年連続の最優秀歌唱賞を受賞されました。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでした。
それなのにレコード大賞が獲得できなかったのは不思議ですね…。

当時の玉置さんは、その激変する生活の中で大きな葛藤を抱えていらっしゃったようです。
そうでしょうね…。
あまりにも著名になりすぎたことで、公道を自由に歩くこともままならず、仕事が終われば部屋に籠る日々が続いていたとのこと。
1985年2月には女優の石原真理子さんとの不倫関係が報じられました。
玉置さんと石原さんは1983年の夏頃からお付き合いを始め、同居していたとのことですが、報道をきっかけに熊本で心中を図るも未遂に終わったという衝撃的な出来事もあったそうです。
その後、玉置さんが石原さんに対してDVを行うようになり、それがエスカレートした結果、石原さんが腰椎を骨折するという事態にまで発展し、1986年2月に入院されたと報じられました。
これら一連の騒動がきっかけとなり、玉置さんはデビュー以前から連れ添い入籍した一般人女性の奥様と、離婚されることに。
さらにその後、玉置さんが公衆の面前で石原さんに暴力を振るったことが原因で、9月には石原さんとの関係も破局を迎えたとのことです。

同年、作詞を担当されている松井五郎さんが原案を手掛けた、玉置さん主演の映画『プルシアンブルーの肖像』の制作が始まりました。
音楽作りのため、あえて俳優としても活動するようになったそうです。
ミュージシャンとしての活動だけでなく、芸能人としての露出が増えていった玉置さん。
本当は芝居がやりたかったわけではなく「なんとなく、じゃあやろうか」という感覚で依頼を引き受けていた、とのこと。

カイエダ

先日のNHK「玉置浩二ショー」では、大泉洋さんに「当時女優さんとも付き合っていたし」的なコメントされていて、現奥様のいる前でいいの?と見ている側がびっくりしました笑

映画は同年7月26日から全国ロードショーで公開され、主題歌となった「プルシアンブルーの肖像」はオリコンチャートで最高位第2位を獲得し、23.8万枚を売り上げるヒット!

8月20日、21日には、2日間にわたって神宮球場で井上陽水さんとのジョイントライブ「スターダスト・ランデヴー」が開催されました。
このライブで初めて演奏された井上さんと安全地帯のデュエットソング「夏の終りのハーモニー」は、ライブから約1ヶ月後の9月25日にシングルとしてリリースされ、オリコンチャートで最高位第6位、10.8万枚の売上を記録しました。
さらに11月5日には、前述のライブの模様を収録したライブアルバム『スターダスト・ランデヴー井上陽水・安全地帯LIVE AT 神宮』がリリースされ、11月21日には同名のライブビデオも発売されました。

大プロジェクト「安全地帯」

『安全地帯V』のレコーディングは、1986年8月から11月にかけて、日本のKRSスタジオとキティ伊豆スタジオ、そしてロサンゼルスのオーシャン・ウェイ・レコーディングで行われました。プロデューサーには、前作に引き続き星勝さん、金子章平さん、そして安全地帯の皆さんが名を連ねています。
当時の安全地帯は、本当に多忙を極めていたそうです。ギターの矢萩渉さんによると、2日間ほど寝ずにレコーディング作業やテレビ出演をこなしていたこともあったといいます。俳優業も始められた玉置さんは、さらに多忙を極めていたにもかかわらず、この作品を3枚組にすると提案されたのは玉置さんご自身だったのですね。
3枚組にした理由は、当時2枚組LPは多く存在しましたが、3枚組は珍しかったこと、そして何より**3枚のLPを並べることが「かっこいい」**と思ったから、と玉置さんは語られています。

玉置さんのこの提案を受けて、メンバーの皆さんは3つのスタジオを同時に使用し、およそ3ヶ月という短期間で本作を完成させたそうです。レコーディングは1日に3曲収録するような驚異的なペースで行われ、リズムから作曲を行い、後からメロディを載せていくという、リズムアレンジを重視する形で進められました。このリズムアレンジを重視する方法について、玉置さんは本作で「すっかりやりきった」と述べられています。レコーディング作業は分担制となり、プロデューサーとしてクレジットされている星さん、金子さん、安全地帯の3者が責任を持つ形で行われ、星さんは単独でロサンゼルスに行かれることもあったといいます。
本作では、安全地帯メンバーの担当楽器以外にも、ホーンやストリングス、キーボードなどの楽器が追加されたため、多数のスタジオ・ミュージシャンが起用されることになりました。この時の状況から、安全地帯はもはや1バンドというよりも、一つの大きなプロジェクトのような形に活動がシフトしていったのですね。

三枚組のアルバムを作ろう!発案は玉置さん

松井五郎さんは、玉置さんが持ってきた100曲余りの新曲が、何よりも彼の前向きに生きていく意欲を証明していたと語られています。
そして、「三枚組のアルバムを作ろう」という彼の途方もない発言に、はじめはスタッフの誰もが戸惑ったそうです。
しかし、玉置さんのデモテープを聴き終わったあと、その計画が不可能なものだとは、誰一人として思わなかった、と松井さんは著書『Friend』の中で綴られています。

玉置浩二さんの自伝本『玉置浩二 幸せになるために生まれてきたんだから』において、ライターの志田歩さんは、ギターのカッティングやホーン・セクション、ドラムス、パーカッション、キーボードなどの音が緻密に絡むリズミカルなアレンジに関して、「前作『安全地帯IV』で完成させたスタイルを確実に乗り越えた新境地へと突入していた」と表現されています。
さらに、「ワインレッドの心」から続くメロディの魅力も兼ね備えていると述べられています。
また、当時の日本においてワールドミュージックはまだ定着していませんでしたが、メロディアスな曲とアフリカンミュージックのようなリズムを融合させていることが特筆すべき点だと指摘されています。
さらに、これらの曲群が特定のコンセプトによって統一されることなく収録されている点にも触れ、「とにかく奔放なアイデア、エネルギー、ボリューム、セールスで圧倒する『安全地帯V』は、日本の音楽史上、比較の対象が見つからない作品でもあった」と総括されています。

『安全地帯V』への批評

音楽情報サイト『CDジャーナル』では、全36曲というボリュームに対して「何を考えてんだって言いたくなる」と指摘しながらも、本作にはアマチュア時代に制作した曲も含まれており、まさに集大成であると指摘した上で、圧倒されると肯定的に評価されています。また、曲調の種類が豊富であることや実験的な試みに対して「安住することなく、次のポジションに進もうとする意欲が感じられる」と、その斬新性や意欲的な部分を肯定的に評価しているのですね。

『安全地帯V』収録曲(LPレコード、カセットテープにならいます)

Part 1『Friends』

Side 1

  1. 「遠くへ」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  2. 「Miss Miss Kiss」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  3. 「パーティー」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  4. 「ふたりで踊ろう」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  5. 「シルエット」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  6. 「Friend」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA

Side 2

  1. 「Friend (reprise)」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  2. 「チギルナイト」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  3. 「こわれるしかない」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  4. 「不思議な夜」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: BAnaNA
  5. 「約束」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  6. 「想い出につつまれて」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  7. 「記憶の森」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA

Part 2『好きさ』

Side 1

  1. 「どーだい」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  2. 「パレードがやってくる」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  3. 「海と少年」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  4. 「月の雫」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  5. 「乱反射」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  6. 「ほゝえみ」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA

合計時間: 17:47

Side 2

  1. 「今夜はYES」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  2. 「あのとき……」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  3. 「まちかど」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  4. 「好きさ」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  5. 「声にならない」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  6. 「夕暮れ (Instrumental)」作曲: 武沢豊 / 編曲: 武沢豊

Part 3『Harmony』

Side 1

  1. 「銀色のピストル」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  2. 「涙をとめたまま」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  3. 「今夜ふたりで」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  4. 「いますぐに恋」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  5. 「あのMusicから」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  6. 「Jのブルース」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA

Side 2

  1. 「夏の終りのハーモニー」作詞: 井上陽水 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  2. 「天使のあくび」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  3. 「燃えつきるまで」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  4. 「夢になれ」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA
  5. 「To me」作詞: 松井五郎 / 作曲: 玉置浩二 / 編曲: 安全地帯、星勝、BAnaNA

『安全地帯V』の感想

この『安全地帯V』というアルバムは、私にとって本当に特別な一枚です。

忘れもしません。
それまではお人形遊びのお人形やグッズを買ってもらっていたのに、小学校6年生の私はこのアルバムをクリスマスプレゼントとして、カセットテープで買ってもらいました。
今はかなりお安いですが、確か当時6,000円ぐらいしたんじゃないかな…。
どうしてもこの安全地帯の新作が欲しくて、親にお願いしたんですよ。
あの時買ってもらった3本組のカセットテープは、本当に嬉しかったです。
今でも鮮明に覚えています。

当時の安全地帯は、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、テレビをつければ彼らの曲が流れ、街を歩けば歌声が聞こえてくる、そんな時代でした。
まさに人気絶頂! そんな彼らが、満を持してリリースしたのがこの『安全地帯V』だったわけです。

正直なところ、小学生の私には、当時の彼らが抱えていた様々な葛藤や、玉置さんの激動のプライベートな状況なんて、知る由もありませんでした。ただただ、テレビで見るかっこいいお兄さんたちが歌う、心に響くメロディに夢中になっていたのです。
ですが、大人になって改めてこのアルバムを聴き返し、そしてWikipediaなどでその背景を知った時、「ああ、なるほど、だからこのアルバムはこんなにも実験的で、そして圧倒的なエネルギーに満ち溢れていたんだな」と、深く納得しました。

3枚組、全36曲という途方もないボリューム。
初めて手にした時、小学生ながらに「わあ、こんなにたくさんの曲が入っているんだ!」と興奮したのを覚えています。
普通、これだけの曲数が入っていると、途中で飽きてしまったり、消化不良を起こしたりするものですよね。
ですが、この『安全地帯V』は違いました。
1曲1曲が短く、そしてそれぞれが独立した世界観を持ちながらも、全体として一つの物語のように流れていくんです。
まるで、短編小説集を読んでいるような感覚というか、万華鏡を覗いているような、そんな印象でした。
それは、Wikipediaにもあったように「リズムアレンジを重視する」という彼らの音楽への飽くなき探求心、そして「3枚組にするのがかっこいい」という玉置さんの純粋なクリエイティビティが融合した結果だったのかもしれません。

当時の私は、カセットテープをラジカセに入れて、ひたすらリピート再生していました。
特に気に入っていた曲は何度も巻き戻して聴き、歌詞カードを穴が開くほど眺めていました。
擦り切れるんじゃないかと思うくらい、本当に毎日聴いていたんです。
どの曲も捨て曲がなく、心にすっと入ってくるんですよね。
「Friend」のような、ちょっと切なくて優しいメロディに胸を締め付けられたり、「好きさ」の弾けるようなサウンドにワクワクしたり。
当時は意味が分からなかった歌詞も、今聴くとその深さにハッとさせられることがたくさんあります。
例えば、「こわれるしかない」や「銀色のピストル」といった曲は、当時の玉置さんの心情が色濃く反映されていることを知り、より一層胸に迫るものがあります。

このアルバムは、安全地帯がそれまでのヒット曲で築き上げてきたイメージに安住することなく、新しい音楽性を追求しようとする彼らの揺るぎない意欲が詰まっているように感じられます。
実験的な試みが多く盛り込まれていながらも、それが決して独りよがりにならず、私たち聴き手に「心地よい」と感じさせるのは、やはり彼らが持つ圧倒的なメロディセンスと、玉置さんの表現力豊かな歌声があればこそでしょう。

また、松井五郎さんが玉置さんの激動のプライベートを間近で見て、そこからインスピレーションを受けて歌詞を紡いでいったというエピソードにも心を揺さぶられます。「声にならない」や「あのとき……」など、玉置さんの切実な感情が歌声に乗って届けられる時、聴いている私の胸も締め付けられるような感覚になります。
一見シリアスなテーマであっても、どこか光を感じさせるのは、彼らの音楽に込められた希望のメッセージなのだと信じています。

『安全地帯V』は、単なるヒットアルバムではありません。
当時の安全地帯が、商業的な成功の頂点に立ちながらも、自分たちの音楽に対する真摯な姿勢と、飽くなき探求心をもって生み出した、魂の叫びのような作品だと私は思っています。
それは、時代の変化や私自身の成長とともに、聴くたびに新しい発見を与えてくれる、まさに永遠のマスターピースです。
サブスクで聴けないのは少し残念ですが、だからこそ、再発されたCDを大切に手元に置いて、じっくりと彼らの世界に浸る喜びを感じられるのかもしれません。

カイエダ

ロックに傾倒していた時期も、実はこっそりCDを買い直して、安全地帯はたまに聴いていたことも思い出しました。あまりにもこのアルバムは好きすぎて笑
まあ、沼に落ちることはその時はなかったのですが、いずれまた出戻るぞ…と言う暗示だったのかもしれませんね。
「三つ子の魂100まで」とはよく言ったもので、小さい頃に受けた影響は拭いされません笑
今でも大大大好きなアルバムのひとつです。

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