「好きなことを仕事に」は本当にうまくいくのか
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カイエダです。
好きなことを仕事にしたいと憧れる方、大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
この記事の目次
好きを仕事にすることは、なかなか大変?
好きを仕事にすることは、並大抵の覚悟ではできないと私は個人的に思います。
かくいう私も、好きなことを仕事にしていますが、きちんと収益化を実現して生活を成り立たせていくために、苦しいこともたくさん積み重ねてきました。
ですが、今考えると、そんな苦しいことも「苦にならなかった」んですよね。
意識するまでもなく自然と実行できてしまっていました。

ドMということではなくて(笑)
苦しいことも、苦にならないくらいじゃないと、ほんとうに仕事としては成立しません。
わかりやすく例を出します。
ケーキ屋さんになりたいとします。
おかし作りが大好きです。
ケーキを作るためだったらどんな勉強もできるけれど、お店を出すのであれば
- 広告活動
- チラシ
- ブログ
- ホームページ
- インスタグラムやYoutubeなどのSNSほか
- 資金調達
- 税金関係
- 衛生的な問題のクリア
- 風評被害が出てしまった場合の対処方法
- 不動産の手続き
- どういうターゲットに向けた商品にするのかの戦略づくり
- 世の中の動向を把握する調査

など、ケーキを作る以外にも、やらなければいけばいことは多すぎます。
「これは得意ではないから」とか「やりたくない」で通り過ぎてしまうのであれば、正直仕事にはなりません。
「趣味」のままのほうが得策です。
ほんとうの「好きを仕事にする」の背景には
- 自然と続けてこれた
- 自分では頑張ったり無理しているとは思わないのに、時間を投資しつづけてこれた
- 寝食を忘れて没頭できた
- 逆境をも乗り越えられた
- きちんと収益化できている、もしくは収益化に向けて動いている
以上がそろっていることが前提ではないかな、と思います。

収益化は、最初は難しいかもしれませんが、ここを目指すと目指さないとでは、そもそもの姿勢が変わってきます。
目の前に立ちはだかる「面倒臭いこと」から逃げていませんか?
人間ですから、面倒臭いことから逃げたくなる気持ちもわかります。
ですがその面倒臭いことから逃げ回っていたら、一生「好きを仕事に」は「できない」です。
お客様からお金をいただくプロとは認めていただけません。
逆に趣味のままにしておいたほうが、好きなことをずっと好きなままでいられます。
ちょっと厳しいことを言っているようですが、上記は事実です。
私は現在、コンサルもするWebデザイナーとして仕事をしています。
最終的にはこういう形態に落ち着きましたが、知識や経験を積み重ねてくる間、さまざまなことに遭遇しました。
動画で少しお話してみました。
すべてを語り尽くせているわけではありませんが、一部抜粋しました。
もともと体が弱くて、チャレンジすらしてはいけないと勝手に思い込んでいた若い頃。
ですが私は、いつのまにか好きなことを仕事にできていました。
何に強制されるわけでもなく、自然と動いてしまっていたんです。
もし「やれ、と言われたから」でやっていたり、義務に感じたり不満を感じながら仕事をしているようだったら、そんな仕事やめましょう。

どんな仕事も、あなた次第で変わります。
自分が好きだからこそ、ハマる「ワナ」
好きなことを仕事にすると、どうしても避けては通れないことがあります。
それは「こだわり」「思い入れ」を、お客様に押し付けてしまいかねないという「ワナ」です。
好きと言っても、あくまでも主体は「お客様」です。
なぜなら、お客様に選んでいただけない限りあなたは売れませんから。
となると、お客様の欲求を満たさないといけません。
それであなたの「好き」は満たされるでしょうか。
満たされない場合もあるかもしれないですよね。
好きを仕事にする場合、持っていたい2つの視点
- ほんとうに、お客様が、その商品・サービスを必要としているのかどうか
- あなたの好きな商品・サービスで、お客様の「お悩み」は解決するものなのかどうか
売れない、集まらない、のであれば、残念ながらあなたの商品・サービスは、お客様が必要としていないのかもしれません。
もしくは、あなたの商品・サービスでは、お客様ご自身が「私の悩み、解決できない」と判断しているのかもしれません。
いずれにせよ、お客様がどう捉えるかで、あなたの「好き」を反映した商品・サービスの価値が決まります。
必要に応じて改善を加えていくという「柔軟性」が、起業していく場合には重要です。
まとめとして
好きで起業してうまくいっていそうな人を見ると、ただただ強いこだわりを持って、貫いてきている気もします。
実はそうではないのです。
時代やお客様のニーズに合わせて、好きな仕事で柔軟に変化することすら、楽しめるかどうか。
これが好きを仕事にできる秘訣です。

ぜひご自身のこれまでを振り返ってみてください。