【公開】ステップメールの効果を高める設計図とシナリオ構成
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カイエダです。
売上に直結するステップメールでも、目的は「販売」ではない!?という記事では、ステップメールの目的は販売ではなく、お客様との信頼関係を築くことであるとお話しました。
この記事では、ステップメール作成にチャレンジしてみよう!という方向けに、シナリオ(…つまり「筋書き」ですね)の作り方をお伝えします。
例文を貼りつけるだけでは身につかない、シナリオの考え方です。
ステップメールの効果を高めるために必要な「シナリオ」とは
ステップメールは1通で完結しません。
7日間ならば7日完結の、100日ならば100日完結の筋書きです。
決まった日数を読んでいただくには、読者様が「手にしたいもの」「こうなりたいもの」を実現可能にするための「物語」となっているとよいでしょう。
シナリオ【scenario】の意味
1、映画・テレビなどの脚本。場面の構成や人物の動き・せりふなどを書き込んだもの。台本。
2、計画を実現するための筋道。「連立政権へのシナリオ」
そのため、常に登録者様の反応を意識して、次に届くメールに興味を持って開いていただくための「シナリオ」が重要となります。
ステップメールは、いきなり書き始めると書けないものです。
シナリオを念入りに作成してから書き始めると、スムーズに書けますよ。
熟考することで、読者様を惹きつけ、信頼構築の先の売上につながる内容の魅力的なステップメールとなります。
前提として、ステップメールの意外な特徴2つ
少しショックかもしれませんが……。
まずひとつ目!
1、ブログと同じで、登録してもらったからといって開封されることも読まれることも「マレ」
えー!せっかく書いたのに読んでもらえないの?
開封もされない!なんて……
そうなんです。
ご自身で登録したことすら、大半の方は忘れます。
これが現実です(涙)。
通常のメルマガも、開封率は登録者数の10〜20%と言われています。
仮にご登録者数が 5,000名 だとしたら、開封率10%で 500 名様が開封していると計算します。
ステップメールですと、だいたい毎日続くものですから、
- 登録直後に届く自動返信の「登録完了メール(ウェルカムメール)」
- ステップメール初日
で比べても、圧倒的に登録完了メールの開封率の方が高いです。
ここから何がわかるか、というと…、ステップメールの特徴ふたつ目です。
2、登録直後や登録日数が浅いうちの、お客様の「心が熱いとき」に与えるインパクト
が非常に重要ということです。
登録直後や登録初日に、すぐに読者様の心をつかまないと、その後の開封率もどんどん下がっていくことになります。
上記の2つの意外な特徴をふまえてステップメールの内容を構築し、読者様を惹きつけます。
読者様を惹きつけるために必要なのが、「シナリオ」というわけです。
シナリオの前にステップメール設計図
まずステップメールの設計図を作ろう
まずは「誰のために何を伝えるのか」を、具体的に考えます。
大まかな流れや方向性を決めましょう。
これが決まっていないと、ステップメールを作る意味がありません。
「誰でもいいから何か契約して欲しい、何か買ってほしい」という漠然とした目的では、誰の心にも響かないからです。
このステップメールの設計図は、「ブログ設計図」と同じものでOKです。
▼参考記事
1)誰が(あなた)
- 職業・肩書き
- 経歴&実績
- あなたの誰にも負けない強み
- あなたの一番のウリ
- 仕事に対する使命(家族を守るとか、そういうものではない)
2)誰に(ステップメールをぜひ読んでいただきたい方)
- 性別や年齢
- 職業
- ライフスタイル
- 学歴
- 住まい
- 家族構成
- 趣味&嗜好
- 性格
- よく読む雑誌、メディア(SNSなど)
- ステップメールを読んでもらいたいお客様の悩みや不満など100個くらい
- ステップメールを読んでもらいたいお客様の期待や願望や夢100個くらい
3)何を(ステップメールを通して何を伝えたいか)
▼(2)をじっくり考えた後、以下に穴埋めしていきます。
○○について悩んでいる(2)であげた年齢のお客様に、○○に特化したステップメールを読んでもらって○○を解決する
4)どうする(ステップメールを読んだ後どうしてもらいたいのか)
- 【あなたが期待する行動】のために
- 【お客様にしていただきたい行動のために必要な流れ】をしてもらい
- 【問い合わせ・購入・申し込み・登録他】するように促す
ステップメールを読むことで読者様はどうなれるのか。
また、あなたが読者様とどんな関係を築きたいのか、ゴールをしっかり決めることが最初です。
わかりやすいステップメール・シナリオ構成例
では、初めてステップメールを書く方が利用しやすい、ステップメール7日間のシナリオ構成を紹介します。
なお、これはあくまでも構成ですので「穴埋め」形式のように、あてはめればできあがる!ものではありません。
ぜひご自身の理想のお客様を考えて、シナリオを組み立ててみてくださいね。
ステップメール0:登録完了メール
ご登録直後の「はじめまして!」の文章を作ってみましょう。
盛り込むとよい内容
- ご登録の御礼
- 自己紹介(あなたがどこの誰で、どんな素性なのか)
- 使命(どんな想いを持っているのか)
- 簡単な実績
- 明日から届く、ステップメール内容紹介
- ステップメールが届く時間や、楽しみ方の紹介
- 登録特典がある場合はプレゼントのURL(特典が複数ある方は、最初にドドンと渡すのではなく、ステップメール最終日で渡すのもありです)
ステップメール1日目
盛り込むとよい内容
- 自己紹介(改めて。登録完了メール以上の内容で)
- なぜ、このステップメールを書いたのか?ステップメールを書くに至った背景
- なぜ、自分が書くのか?
- なぜ今、このステップメールが読者様に必要なのか?
- ワーク1日目
ワークは、ステップメールの終わりに入れるのは効果的です。
学んでいる!という感覚を持っていただくためにも積極的に参加していただきたいからです。
ステップメール2日目
盛り込むとよい内容
- ワークの答えとともに、気づきを与える
- 失敗からどう克服したかのエピソードを盛り込み、共感を呼ぶ
- 自分にもできそう!という期待を抱かせる
- 読者様がこれは貴重な情報だ!と思うような質の高い情報を伝える
- ワーク2日目
読者様がうっすら自分の問題だと思っていることや、まだ気がついていないような、ぶち当たっている(いくであろう)壁などについて語ります。
なぜかというと、読者様の中に「問題意識」を作りたいからです。
私は1日目のワークで、「気づき」を感じていただくようにしています。
問題意識が芽生えることで、問題を解決したいという欲求が高まり、次のメールもワクワクした気持ちで読んでくれるようになります。
また、筆者自身の失敗談を語ることで「私にもできそう」という期待を抱いていただきましょう。
ステップメールの本数によっては、2日分に分けて進めます。
ステップメール3日目〜5日目
盛り込むとよい内容
- ワークの答えとともに、気づきを与える
- 読者様がすぐに実践したくなるような価値を感じるノウハウを教えます。
- ワークはそれぞれの日の終わりにつけます。
価値を提供し、教育することで「この人すごい」「もっとこの人から学びたい」と感じていただきます。
私のステップメールでは、登録特典のPDFで「ブログ記事タイトル」について特集しましたが、ステップメールで「ブログ記事タイトル」についてのさらなるプラス情報をお伝えしました。
ステップメール6日目
盛り込むとよい内容
- ワークの答えとともに、気づきを与える
- お客様の声の活用
- 件数は短めに3件ほど
- ワーク最終日
「お客様の声」を活用します。
「悩みが解決した!」といった既存客の感想を掲載することで、あなたの商品やサービスがもたらす価値を、読者様に伝え興味を持っていただきましょう。
既存客の成功例を知った上で、最後のワークにも取り組んでいただきます。
ステップメール7日目(最終日)
盛り込むとよい内容
- ワークをふまえた、深い共感や信頼、そして感動につながるメッセージを伝える
- 最終日まで読んでくださった方への特典を提供
いよいよステップメール最終日です。
ステップメールが終わったとしても、メルマガでは定期的に情報をお届けすることになりますので、その旨はお伝えしましょう。
期間を通して学んだことをぜひ活かしてほしいと励ますことも大切です。
学びを自分ひとりでは、形にすることが難しいかも、と思った読者様向けに、あらかじめ読者様限定の個別セッションやセミナーの特別枠を用意しておきましょう。
まとめとして
いかがでしたでしょうか。
ステップメールを作るのにも、設計図とシナリオが必須!ということをお分かりいただけましたでしょうか。
それぞれのステップメールの内容についての詳細は、各人の業務によって異なってきますので、詳細は敢えて書きませんでした。
私は通常、クライアントがステップメールを構築する際は全文添削しています。
設計図やシナリオの細かなところまで確認した上でステップメールを構築しますので、とても充実した内容になります。
冷静にみてもらった方が、独りよがりにならない、わかりやすい内容となり、より読者様の心に響きます。
近々、期間限定で、ステップメール構築ワークのみをパッケージとして、ご提供する予定です。
その際はさらなるテンプレートも用意してありますので、構築に取り組みやすいかと思います。
つづく記事では、実はインパクトに残るために最重要な!メルマガのタイトルについてまとめます。
カイエダのステップメールをもう一度読み返してみよう!と思われた方はこちらから▼
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