ブログもビジネスも「質」の本質は「数」
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カイエダです。
2018年8月、Twitterで次のようなツイートが話題になっていました
アメリカの美大で行われた社会実験。
クラスを2グループに分け、
一方は「作品の質は問わない。数を出せば評価する」。
他方は「作品は一点だけ出せ。その質で評価する」としたそうです。— 言迷水@C96日西あ09b (@nazomizusouti) August 1, 2018
結果、「数で評価」のグループは質的にも優れた作品が見られた。
「質で評価」グループはそもそも質が低く、未提出者も多かったとのこと。— 言迷水@C96日西あ09b (@nazomizusouti) August 1, 2018
【私見】
「質」の本質は「数」なんですよ。
駄作でもなんでも、とにかく作ってしまえば自分の欠点が見え、次はここを直そうという向上につながる。— 言迷水@C96日西あ09b (@nazomizusouti) August 1, 2018
このツイートをされた方は「ある映画の中で見かけた実験を見て」このような感想を述べた、とのこと。
他の方が「この実験では?」と実際の実験データ(論文)になっているものも見つかりました。
このツイートを見て、私は
本当にそう!
しのごの言わずに、まず数やらなきゃ、何もならない。
と感じました。
ブログも、書いてこそ。
とは言っても……。
私はブログをカイエダさんのようにおもしろく書けないです。
よくお客様に、このように言われます。
それに対しての私の返答は
おもしろいかおもしろいないかは、読む人が決めるんですよ。
私のブログ記事は、たまたまあなたが興味のある内容だったからおもしろかったのかも。
あなたが一生懸命書いた記事や、特に思い入れのない記事だとしても、興味をもって読んでくださる方がいるのであれば、その方にとってはおもしろいんです。
ですので、どんな想いでも記事でも書いてみることをオススメしますよ。
言えるときは言っています。
何千、何百と記事を書いて、興味を持って読んでくださる方が増えたら、私のブログみたいにおもしろく書けないなんて一切思わなくなるはずです。
またこのようにおっしゃるお客様も。
カイエダさんのように画像を作れないので、ブログやる気になりません!
(なぜか逆ギレ気味に)。
画像あるなし、は実はあまり関係ないんじゃないかな?
と素直に感じます。
このやりとりを冷静に見れているあなたも、矛盾にお気づきだと思います。
人は「できない」「やれない」と感じてしまうと、言い訳を探して本筋からズレたことを言いだすこともあります。
私は、少しやったくらいで「できない」「やれない」というのは、非常にナンセンスだと強く思うのです。
最初から「質」は求められない
最初から質を求めてしまう気持ちは、わかります。
すでにできている人や状態のモノを見て、自分もすぐに手に入れられる!と感じますよね。
私もそうです。
ですが、いざ取り組んでみると、たいがいのことは、そんなに簡単にグレードの高いものにはなりません。
数をこなして、経験を積んで、それに伴って質が光ってくるのです。
甲子園を例に出すとわかりやすいかもしれません。
名門野球部のある高校に入学して、野球部に入部したとしても、同級生は100人以上。
その中でレギュラーになることすら、難しいです。
まずはレギュラーになるために練習・練習・練習ですよね。
そして実力を認められてレギュラーとして試合に出れるようになったとしても地区予選を勝ち抜くことも大変です。
ましてや甲子園に出場して勝利を目指すのです。
こうした一連の行動を見ると、もちろん、才能や運も大事なのですが、なによりも「努力の積み重ね」が功を奏すことがお分かりいただけると思います。
優勝できるチームは1チームのみ。
そのチームにも、レギュラーになれなかった精鋭たちもいます。
だからと言って、優勝できなかったチームにも、「才能ある実力者」はたくさん溢れているのです。
どの子も、怠けもせず、とにかく厳しい練習に耐えて優勝を目指します。
もちろん昔の「根性論」と違って、今ではスポーツサイエンスもあるでしょうから、さらに効率的な練習方法も取り入れられているでしょう。
とはいえ質と量の問題は、甲子園を目指す高校球児の例と一緒です。
まず何が大事かといえば「努力の積み重ね」なんです。
これは、数撃ちゃ当たる理論ではない
とはいえ
じゃあ、数さえやっておけばいいんでしょ、はいはい、やりますよっっ
と、やっつけ仕事の姿勢で「ヒットのでる『いつか』」を夢見て取り組んでしまうと、その「いつか」はかなり遠い先です。
ここがなかなか難しいところです。
やるからには、覚悟を決めて「真剣に」やらないといけません。
さらに。
ブログをたくさん書いてるのに、集客もできないし、売上もあがらない!
とお悩みの方も。
こちらは、よくない方法で「数」やっているので、うまくいかないのです。
数をこなせるようになったら、うまくいく方法を賢く使うといいでしょう。
たとえば
- 検索エンジンに引っかかりにくいアメブロで、一生懸命SEO対策をしている
- 無名なのにSNSでのコミュニケーションを行わず、ブログも頻繁に更新せずやった気になっている
- ブログから直接高額商品が売れるのを待っている
- 常に売り込みをしてしまっている
など。
残念ながら、すべてブログ集客には結びつきません。
まとめとして
私も下積みはありました。
今では、その下積みがあるからこそ、自分が研究・チャレンジ・実践し、上手くできた方法を、やってみたいという方に向けて教えています。
数をこなしていく間に、確実に質も高まっていきました。
下積み時代、どんな気持ちで取り組んでいたのかはこちらの記事でご覧ください。
あなたが行なっている努力は決して無駄になりません。
数をこなせるようになった時に、ぜひとも「質をあげるチャンス」を、つかんでほしいと感じます。