【エピソード5】推しの歌声が感情に触れてくるから

2025年4月7日Music & Artists

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【エピソード5】推しの歌声が感情に触れてくるから
カイエダ

カイエダです。
私はお家で仕事をしています。
仕事と暮らしの境界があいまいになる日々の中で、私を支えてくれているのは、「推し」の存在です。

少し前まではアニメのキャラクターたちが推しでしたので😆、アニメ映像をBGM代わりに何十周したでしょうか。
今でも推しであることに変わりはないのですが、現在はこうしてブログに書くくらい熱中している久しぶりの「人間の推し様」。
ミュージシャンですので、彼らの音楽を常に聴いています。

特別なことがなくても、流れている音楽に感情が揺さぶられ、ふと涙がこぼれる。
それはたぶん、心の奥でずっと抱えていた感情が歌に共鳴して、そっと掬い上げられるからだと思います。

推しの音楽と共にあると、急に人生振り返りターンがやってくる。

家で仕事をしていると、孤独を感じる瞬間も少なくありません。
誰かと会って話すこともなく、作業に追われ時間だけが過ぎていくようなとき、流しているライブ映像や歌声が、まるで“今の私”に向けて何か大事なことを投げかけているように感じるときがあります(きっと考えすぎですw)。

音楽がただのBGMではなく、心の風景を映すスクリーンのようなものに変化しました。
そこに映っているのは、王子の創り出す世界観だったり、KINGの優しくて深い情熱だったりします。
これは、子供の頃…ずーっとずーっと私が若かったころ、好きなアーティストに夢中になって音楽を聴いていた時の感覚に似ているようで、ちょっと違うんですよね…。
その時と異なるのは、何かにつけ、涙が出るようになったことです。
年取ったとか、そういうこと(かもしれないけれどw)ではありません。
もうね…。
色々経験しまくってるわけですよ。
人生の酸いも甘いも。
だからか、響いてしまうのです。

 

泣いてしまうのは、音楽が“人生と重なる”から

ある日、安全地帯の「愛の戦友」を聴いて、気づけば涙が止まらなくなっていました。
歌詞で、自分が夫に愛されていること・そして自分も力強く彼を愛していることを改めて実感してしまったのですよね。
すみません、惚気ですね…。

夫は、出会った19歳の頃から私を驚かせる人でした。
物書きの仕事をするくらいの人です。
とても言葉巧みな人で、初めて母に会わせた時「うちの娘は騙されているのでは…」とかなり怪しんだくらい😌
当時から、こちらが驚くような愛の言葉をたくさんくれました。
愛の言葉だけでなく感謝の言葉も常に。
そしてそれは…出会ってもう30年を超えましたが😆、変わることなく「今も」なんです。
この「根気強さ」が夫の長所なんだと思います。

安全地帯「愛の戦友」
AMAZONにリンクしています。
サブスクはないみたいです。

私もラジオで聴いて慌てて買いました^^
 
こちらは2022年のマキシシングル。
ドラムの田中さんのテイクを使っているようです。
本当の戦友なんですよね涙

彼は結婚する前から会社勤めをせず、自分がやりたい仕事に歩み出していました。
今の若い人だったらあり得る選択肢かもしれませんが、私たちが20代の頃はそういうのはやっぱり異例でした。
若かったし大勢の人から結婚は反対されました。
ですが私は遠距離恋愛に耐えられず、自分からプロポーズして東京に越してきちゃったんです🤭

実際、本当に生活していくのは大変でしたが、病弱で心配されていた私も、食いしばりながら必死で仕事しました。
大黒柱として✨

夫に「収入」の文句を言ったところで、一生懸命やっている人に失礼に感じました。
別に遊んでお金がないわけではなかったので。
だからお金は私が頑張ればいいや!と割り切ったんです。
おかげで仕事ができるようになったので返って良かったです🤭

今振り返ると、本当に必死な毎日でしたが「ふたりでいること」。
それが一番大事だったから、頑張れました。
今はお互い、若い頃よりも仕事も落ち着いて(特に夫が「さすが!」な感じです)、その時みたいな情熱はなくなったかもしれません。
それでも日々の何気ない行動や表情の中に、ちゃんと私たちは「愛の戦友」として生きてきた歴史も覚悟もあるんですよね。
片割れとしてのお互いを、本当に大事に思っています。
そのことを、この曲を聴いて改めて感じることになってしまって、胸がいっぱいになりました。

KINGの楽曲は、語りかけているようでありながら、自分の人生そのものを鏡のように映してくれるような不思議な力があります。

それは、母からもらった言葉にも重なってきます。
「好きな人と結婚できてよかったね」と、そっと背中を押してくれた結婚前夜の、あのときの一言。
親元を離れ、孫の顔も見せてあげられない私にとって、その言葉は、今も深く胸に残っています。

KINGの詩や歌に触れていると、自分の選んできた人生を振り返り「私、ちゃんと生きてきたんだな」と、自分を認められるようになるのです。

歌詞を引用しなくても、伝えたいことは伝わると信じてます

著作権のこともありますので、歌詞そのものをブログに書くことを、私はしないでおきます。
KINGのあの言葉、あのメロディが、私にどんな気持ちを運んできてくれたか。
それは、私自身の言葉で綴ることができるとも思ったからです。

音楽は、聴いた人の人生に染み込み、やがてその人自身の物語の一部になっていくのかもしれません。
だから私は、曲を聴いて「泣いてしまったこと」を、こうしてエピソードとして書き留めたくなったのです。

まとめとして:静かで力強い味方(推しも家族も)に、感謝の気持ちが湧いてくる

推し活と言っても、仲間もいませんし、実はライブはこれから!です(しかもKINGのコンサート…!あと10日ほどなんです…!)。
とはいえ、です。
私は私のペースで、王子の曲にも、KINGの歌にも、私の毎日にそっと寄り添ってもらいながら日々暮らすようになりました。

たまには謎に泣きながら仕事をする日もあるけれど笑、それは音楽が、私の感情に触れてくれている証拠。
今日もまた、私は彼らの音に包まれながら、一歩ずつ、少しずつでも歩みを止めずに生きてみます。

カイエダ

前向きに歩みを進めようと思えるようになったのは、いいことじゃないでしょうか。いいことですよね(自問自答w)。
推しに対してだけでなく、何よりも常に私を後押ししてくれた家族にもとにかく感謝の気持ちが湧いてきます。

次回予告|【エピソード6】「箱推し」というオタク用語で推しバンドを語ってみる

今度は「箱推し」について書いてみました!

【エピソード6】「箱推し」というオタク用語で推しバンドを語ってみる
あるジャンルを好きになればなるほど「全員大好き!」という気持ちになっていくもの。元々はたった一人にハマっていき、どんどんグループ全員好きになり、「誰が一番好きか」というよりもグループ全員好き!推してます!の状態に。それを人は「箱推し」と呼ぶのです。この記事では、箱推しの視点から「なぜハマったのか」を私の推しバンドについて掘り下げていきます。

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