読みやすいブログと反比例!?専門家がハマる漢字のワナ
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カイエダです。
この記事では文章入力の際、自動で漢字変換できることで、つい使いすぎてしまう「漢字」が、かえって文章を読みづらくしている!ということについてお話ししています。
この記事の目次
その漢字、必要?
文章を手書きではなく、PC画面やスマホ画面をつかって「入力」して書くと、自分では書けない漢字での表記が多くなる場合があります。
実はこれ、「読みにくさ」を強く感じさせる要素なのです。
文章が、あまり見慣れない漢字であふれていたり、漢字だらけの文章の場合、難解な印象も与えますので、脳も疲れてしまいます。
この漢字、本当に使う必要はあるの?と、常に疑問を抱きながら文章入力をすることをオススメします。
特に専門家であるあなたは、つい難しい専門用語を使いがち。
自分は誰にその文章を書いているのか。
同業種の人向けに書いているわけではないのであれば、専門用語で難しい漢字がつかわれている可能性も。
今すぐ直しましょう。
「ひらく」「とじる」
漢字をひらがなに直すことを編集の現場では「ひらく」といいます。
逆にひらがなを漢字に直すことを「とじる」といいます。
漢字をひらく文章では、漢字の間違い防止になるだけでなく、わかりやすくやさしい文章、という印象につながります。
ひらく、とじるにルールはあるの?
この漢字をひらく、ひらがなをとじる、ルールは、新聞社や雑誌社では会社固有のルールがあるようです。
ですが基本的には「これ!」という絶対的ルールはありません。
この「ひらく」「とじる」は、あなたがメッセージをお届けしたいお客様の層が常識的に読める、読み心地のよい文章のルールを、自ら研究する必要があります。
ひらく、とじる「ルール化」研究法
研究方法は、世の中で販売されている雑誌を使います。
その雑誌は、どんな雑誌でもいいわけではなく、あなたの理想のお客様が読むであろう雑誌をくまなく研究するのです。
事細かに書かれた文章ではなく、雑誌の「見出し」部分だけでも勉強になります。
見出しでどんな言葉が使わているのか。
編集の入った雑誌を見ることにより、理想のお客様の心に響く「ひらく」「とじる」自分ルールが身に付きます。
ひらく、とじるのコツ
一般的なルールはありませんが、漢字のひらくとじる、についてのコツは以下があります。
- 漢字の多用で脳が疲れそうな場合はひらく
- 魑魅魍魎(ちみもうりょう)、など。
この文字を使う日が訪れるのか謎ですけれども…
- 魑魅魍魎(ちみもうりょう)、など。
- 普段は漢字で使わない文字はひらく
- 更に → さらに
- 殆ど → ほとんど
- 下さい → ください
- 事 → こと
- 物 → もの
- 何時か → いつか
- 何処か → どこか
- 出来る → できる
- 漢字で書いたほうがよいのか、ひらがなのほうがよいのか迷う時は、ひらく
- やさしい(易しい、優しい)
参考になさってみてください。
あえてカタカナにすると強調できる!
ひらくことも大事ですが、なかにはカタカナで表記することで強調できる言葉もあります。
たとえば
- おすすめ → オススメ
- かんたん → カンタン
- かわいい → カワイイ
- きれい → キレイ
- きつい → キツイ
など。
とても質実剛健なイメージの方の文章がひらがなだらけだと、またこれは印象はよくないですよね。
逆に優しそうな平和なイメージの方の文章が漢字だらけだと「…明治の文豪か」とツッコミを入れたくなってしまいます。
まとめとして
文章で使われている漢字とひらがな、カタカナの割合を調整することで、読みやすさが変わります!
ぜひ、ご自身の書かれた文章をチェックしてみてくださいね