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愛情深き、冷たい色「ブルー」の意味:ブログに活かす色彩心理マーケティング

2017年11月28日マーケティング知識,色彩心理マーケティング

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愛情深き、冷たい色「ブルー」の意味:ブログに活かす色彩心理マーケティング

愛情深いけれども、その愛は海のようなとても深い愛。
だからこそ、時として冷たくもあるのです。

カイエダ

優しくするだけが、愛ではないですからね。

この記事では「ブルー」の色彩心理について、解説していきます。

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ブルーという色の意味

ブルー」の原始的なイメージは、

といった、自然の広大なイメージではないでしょうか。

空、海、水

とても日常的な存在でありながら、決して現実にはつかめないもの……。
特に「広大な空」ですね。

私も秋はよく空を見上げます。
黄色く染まったイチョウの葉と空のとのコントラストがとても大好きで。

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なかなか手に入らない→崇高なイメージへ

自然界のなかで、宝石のような艶やかさを持つ「ブルー」は、あまりありません。

ブルーの花の多くは、ほぼ品種改良の上その花を咲かせています。

キリスト教圏では、ブルーの貴重さから、青い宝石ラピスラズリはマリア様の衣にのみ使用が許された顔料となっています。

ラピスラズリ

濃いブルーの天然の顔料は非常に少なく、そのためブルーは崇高なイメージも連想させるようになります。

BLUE マインドマップ

こちらは私が2011年に描いたブルーをテーマにしたマインドマップです。
カラーはこうして連想ワードがたくさんでてきます。

当時中心に据えたのは、聖母マリアでした。

そもそも「空」も天の神々のシンボルです。

そこから

  • 永遠性
  • 精神性
  • 信心
  • 真実
  • 公平
  • 深い知恵
  • 栄光
  • 誠実

などのイメージに歴史的な見地からつながっています。

空は遠い……、海は広くて深い……。
距離感を感じるところから連想するのは?

空や海のように、人間とは離れた、はるかかなたの存在としての存在が、ときとして物理的距離だけでなく精神的な距離として感じさせるようになっていきます。

また、水の「冷たさ」を象徴するように、ブルーには「冷静に自分を見つめる」という意味も加わるようになりました。

どんなに興奮しても、心の洞察をはじめると冷静になっていくような「クールダウン」の力があります。

また自分とも深く向き合うことになり人の心を内向的にさせる効果もあります。

ブルーは求心力が強く、心が内側に向かうのを助ける色です。

忍者

日本人がもっとも好きな色はブルー

ブルーは世界的に見ても、好まれる色のひとつです。

幸せを運ぶい鳥」や平和や幸福の象徴として使われることも多いです。

青い鳥

冷静さ、沈着さという意味を持つことから知性を表すとも考えられ、

  • 信頼
  • 誠実

も意味します。

企業のカラーも、注意してみてみると、ブルーを基調にしているところがかなり多いです。

冷たい印象から、陰をおびていく

水の冷たさや、日陰の寒さといったブルーの体験は、それが行き過ぎると物悲しさや陰鬱な気分へと、陰を帯びていきます。

  • ブルーな気分
  • ブルーマンデー
  • マリッジ・ブルー
  • マタニティ・ブルー
  • 真っな顔

など、陰鬱な気分を表すときにブルーがよく使われます。

真っ青

沈静化させる効果

ブルーは、人の精神状態を行き過ぎると落ち込んだときの状態を表すときに使われますが、そもそもは人の精神状態を穏やかにする効果もあります。

血圧を下げ、呼吸を緩やかにし、筋肉を弛緩させる働きがあります。

深い青はさらに気持ちを沈静化させる効果もあります。

パジャマは青がよい

パジャマは系がいいかもしれませんね^^

流れ、形を変え続ける「水」のイメージから自己表現の色としての側面も

水は温度に合わせて

  • 気体(水蒸気)
  • 液体(水)
  • 固体(氷)

と、自在に姿形を変えることから「感情」を表すとされています。

どんなに姿形を変えようとも、冷たい冷静さを持つ「水」は、感情を表すとしても内なる声、論理では縛られない直感を表します。

カイエダ

ちょっと脱線しますが……。

私はあらゆる音楽のジャンルが好きで、いっときかなりJazzにはまりました。

そのときよく聞いていたのがピアニストのビル・エヴァンスです。
彼のピアノは叙情的で彼しか創れない世界観が大好きです。

そんな彼のアルバムの中で、ブルーの性格を表しているアルバムタイトルがありました。

それが「自己との対話」です。

カイエダ

冷静に自分とコミュニケーションをとる。

私にとって、ブルーはそんな落ち着いた静かなる強さをはらむ、素晴らしい色のひとつです。

ブログでブルーを使うと……?

文字色ブルー禁止です

以前メルマガでもブログでも書いた記事がありますが、文字色でブルーを使うのは、Web上のご法度です。

理由は、リンクと間違えてしまうからです。

メリハリのある美しい色なので強調したいときにぜひとも使いたい色ではあるのですが、ついクリックしてしまわせる色を使うのは、タブーです。

なぜなら。

お客様はクリックすると満足してしまい、そこから先を読もうとしなくなる可能性のほうが高いからです。

無駄なクリックを減らすためにも、文字色だけはブルーは辞めたほうがよいですよ。

IT系はブルーが多い

には興奮を抑え、冷静にさせる作用があることからさわやかさや、知性、冷静さを感じさせてくれます。

また夏では「涼しさ」を。
冬では「季節感(寒さ)」を表します。

季節に応じて違った意味で使われる色でもあるので注意しましょう。

Meta(元Facebook)やTwitterなど、ブルー基調ですよね。
IT系は若い企業が多いです。
そんななかで「信頼性」を得る効果にも一役買っているのではないでしょうか。

まとめとして

今回は「ブルー」についてお話しました。

  • 手の届かない崇高さ
  • 距離を感じる冷たさ
  • 冷静沈着な信頼性
  • 大きく深い海から母性

など、のような特徴があります。

なじみ深い色でも知らない意味もたくさん含まれているかと思います。

カイエダ

ぜひ、色のメッセージを捉え、上手にブログやホームページ、そしてSNSでの投稿に活かしてみてくださいね。


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