母なる小悪魔「ピンク」の意味:ブログに活かす色彩心理マーケティング
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「ピンク」というと、あなたはどんな連想しますか?
- 女の子の色……
- お菓子の色……
- なんだか甘〜い色……
- 安らぐ色……
などなど、たくさん浮かぶのではないかと思います。
今回はピンクの色彩心理を紹介したうえで、ブログなどでピンクを使うときの注意事項などをお話します。
この記事の目次
ピンクという色の意味
優しさの象徴
ピンクは「優しさ」の象徴です。
かわいらしい女性を表現する色として(割とこれもすでに古風なステレオタイプですね)使われる色です。
子宮の色。
偉大なるお母さんの色
なかでも淡いピンク……(コーラルピンクやサンゴ礁の色)は、温もりを感じ、居心地のよさを感じます。
コーラルピンクは、子宮の色と言われ、母親に包まれている感じを彷彿とさせます。
リラックスの色とも言われ、性格を穏やかにし、筋肉を弛緩させる効果もあります。
日本で淡いピンク……といって真っ先に思い浮かぶのは「桜」です。
リラックスさせてくれる……、という意味も、頷けますね。
子宮の色、ということで「守る」「守られたい」という意味も出てきます。
守りたい、から無償の愛へ。
無条件の愛を注げる対象といって、すぐに思いつくのは赤ちゃんです。
赤ちゃん……名前のとおり「赤」いから赤ちゃんなのですが、お肌はほんのり、ピンク色ですよね^^
赤ちゃんをお世話にしても、何かを返してくれるわけではありません。
幸福感はいっぱいくれますけれどもね。
それで十分か……(^^)
心から愛し、大切にしていきたい!
という強く想いが湧き上がってくるものなのでしょうね。
一方、恋に落ちたときも、人は盲目となり、相手のために精一杯尽くしたりします。
ですが相手からの反応が悪いと、自分ばかり一生懸命なような感じがして、犠牲になっている感が否めなくなる場合もあります。
犠牲心を持つことに罪悪感を感じてしまう人もいるでしょう。
このように、守りたい、無償の愛、という意味から派生して「見返りを求める」「犠牲」という意味も生まれました。
愛してほしい
人は本来、どなたでも愛されたいと願っています。
それは抱っこして微笑むと微笑み返してくれる赤ちゃんのように、人には皆、生まれたときから愛されようとする本能を持っているのではないでしょうか。
たくさん愛情をもらって育つと、それは生きるパワーとなります。
自分を愛し、自分を信じ、世の中を信じられるようになります。
「愛されたい」「モテたい」と思う気持ちは、自分は愛される対象であるということを、自分で確かめたいという現れでもあります。
愛されたいならば、まずあなたが人を愛す。
キリスト教の教えだけでなく、過去の偉人たちの言葉からも発見する真理です。
キャピキャピ! から小悪魔の顔
ピンクは、一見、か弱く、はかなそうな女の子を連想させますが、
人が見てないところではちゃっかり舌を出す…。
そんな小悪魔な性格を持つ色です。
コーラルピンクのような黄味がかったピンクではなく、どちらかというと青みがかったピンクがこちらのイメージに当てはまります。
これは「愛されたい」という色彩心理から発展した「人を支配したい」という意味からきています。
かわいい女の子だったら支配されてもいい!と思ってしまう方も多いかもしれませんね^^
若返り!
ピンクは内分泌系を活性化し、若返りを促進させる効果があるそうです。
精神的にも肌のツヤなど、肉体的にも若々しくなります。
- ピンクの服や下着を身につける!
- 薄い綺麗なピンク色を取り入れた部屋で生活する!
これだけで活性化し若返る効果があるのだとか。
ふくよかに見せる
また、ピンクは膨張色(膨らんで見える色)のため、痩せている方が着るとふっくら見せる効果があります。
グラマーに見せたい女性はピンク色の力を借りると効果を発揮できそうです。
ハートの色、チャクラの色
チャクラとはサンスクリット語で「輪、車輪、回転」を意味する言葉です。
サンスクリットで円、円盤、車輪、轆轤を意味する語である。ヒンドゥー教のタントラやハタ・ヨーガ、仏教の後期密教では、人体の頭部、胸部、腹部などにあるとされる中枢を指す言葉として用いられる。 輪と漢訳される。チベット語では「コルロ」という。
Wikipediaより
生命、肉体、精神の働きをコントロールしている、とても重要なエネルギーの出入り口と言われています。
人間には7か所のチャクラがあるとされているのですが、第四のチャクラとされているのが胸部にあたる部分を司る「ハート・チャクラ」。
本来、そのハートチャクラの色は「グリーン」なのですが、ハートを司るということから、ピンクもチャクラを表す色として捉えられています。
グリーンはヒドゥン(隠れた)・ピンク、ピンクはヒドゥン・グリーンと呼ばれることがあります。
ハート・チャクラは
- 自分自身
- 他者
- 動物などの生物
- 物質
など、何に対しても湧き起こる深い愛情とつながっています。
確かに愛とは、恋愛や家族への愛だけではないですよね。
あらゆるものに「感謝」の気持ちを抱くこと。
これこそが本当の愛かもしれません。
グリーンもピンクも、一時的ではない深い深い愛、を表す意味を持っています。
ブログでピンクを使うと……?
女性向けのデザイン、「とりあえずピンク!」はやめましょう
意外かもしれませんが、女性はあまりピンクが大好き〜〜〜!という人、見かけません。
深層心理では嫌いではない気がします。
ですが女性だからピンク色にしておけばいい、という安易な発想はやめましょう。
女性はもちろん優しいピンクが好きな方もいれば、ビビッドなピンクのさし色が好きな方もいます。
トレンドもあるため、決めつけでの配色はよろしくありません。
背景色で薄いピンクは優しいイメージに。
ブログやWebサイト全体の背景色を、うすーいピンク色にすると、とても優しいイメージになりますが、強い!イメージには一切なりません。
癒されたい……という方が理想のお客様なのであれば、とても効果的な色でしょう。
包み込んでくれる優しさを持つ色ですからね。
文字色で使うならばビビッドな強いピンクでなければ、見えない。
文字色でピンクを使うのであれば、ビビッドが強いピンクでないと、イエローと同じく見えません。
文字は読みやすく、が大切です。
ビビッドなピンクでも、赤よりは少し優しい色味になるため、赤のかわりの強調として使うと、個性を発揮できそうです。
まとめとして
本日は「ピンク」についてお話しました。
お母さんの色かと思えば、かわいい小悪魔ガールの色でもあったりします。
あなたの理想のお客様にはどのタイプのピンク色が合うのか、フィットするのか。
ぜひ、色のメッセージを捉え、上手にブログにも活かしてみてくださいね。