完全に白黒つける「ブラック&ホワイト」の意味:ブログに活かす色彩心理マーケティング

2017年12月14日マーケティング知識,色彩心理マーケティング

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完全に白黒つける「ブラック&ホワイト」の意味〜ブログに活かす色彩心理マーケティング
カイエダ

カイエダです。
黒と白は、対照的な色ですが、共通する世界感のある2色です。
」と「」……というと、あなたはどんな連想をしますか?

ブラック&ホワイトの意味

パンダ

この2つを同時に出されてしまうと、両極端、正反対、なイメージを抱くかもしれません。

この2つの色の世界観には共通点があります。

 

それは白の世界観は「まったく汚れのない」世界。
一方の黒の世界観は「まったく他を寄せ付けない世界」と言えます。

どちらも「完全」という世界観が共通しているんですね。

 

白は神聖な純粋、無垢な色

白と言って、多くの方が連想するのは汚れのない無垢(むく)な状態のこと。

ウェディングドレスの純白、誰も踏みしめていない積もった雪の白さ、など思い浮かびませんか?

ウェディングドレス 

白は世界中で崇高な色として扱われてきた歴史があります。

たとえば古代エジプトのホルス神は象徴色として白で表現されています。
魔除けの白い護符は、悪魔から目を背ける目的だそうです。
黒魔術に対して、白魔術と言われますよね。
日本でも、白蛇は神の使いと思われています。
先にもお話したとおり、純粋、無垢といったピュアなイメージが神聖なイメージを形づくっています。

また、太陽の光も、直接は眩しくて見れませんが、白いですよね。
光は超越的ですので、古くから宗教と結びついたのもうなづけます。

 

その他、白は次のようなイメージも想起させます。

  • 汚れていないイメージ
    汚してはいけない!と思わせる効果があります。
  • スタートを決意させる始まりの色
    リセットして新たにやり直す再出発の色です。
    サイトのリニューアルを印象付けるには、白を効果的に使うと印象に残ります。
  • 医療に関わる色
    ガーゼや包帯、脱脂綿など医療用の布の色、下着や寝具の色、救急車の色、医師や看護師が身につける白衣の色などは白です。これは血の色である「赤」を目立たせるため、という効果と清潔感を演出する効果があるようです。
  • 「白星をあげる」は勝利、「白旗をあげる」は降参
    勝ち負け2つの意味が存在します。

 

黒は「闇」。
不思議で神秘的な色

反して黒は、光が遮断された「闇」の色です。

実に不思議で、神秘的な色。

 

喪服 

暗闇や悪、喪服などの暗いイメージがあるものの、ファッションでも黒が上手に使える人はオシャレなイメージがあり、魅力的です。

 

ハードでクールなイメージを代表する色とも、言えます。

組み合わせ次第でフォーマルにもモダンにも見えますし、他の色を活かす特徴もあります。

もともと闇の象徴であり、忌み嫌われる色の代表でした。
世界的にも黒にまつわる不吉ないい回しが多いのも特徴です。

悪しき魔術を黒魔術といい、黒猫やカラスは不吉な存在として扱われていました(実際、黒猫は、とてもかわいいですけどね^^)

黒猫

 

黒には、相手を脅かす力が秘められていて、圧倒することができるパワフルな色です。

 

黒は日光を遮断する色なので、使いすぎると老化を促進してしまうようです。
ピンクと正反対の意味ですね。

 

いっぽうで、体をストレスから守る色でもあるため、周りからとやかく言われたくないときは黒はおすすめです。

 

過度に依存しすぎなければ、黒のパワーを味方にできます。

その他、次のような特徴があります。

  • 額縁効果が高い
    枠で囲まれた中のものを浮き出させる働きが強いです。
    収縮や後退の効果が大きく、黒の中に置かれた色は前に出ているように見えます。
    黒い器に入った料理は食材の「色」を引き立たせる効果を活用してのものです。
  • 有彩色をもっとも引き立たせる色
    落ち着きや威厳、高級感、モダンな雰囲気を加えますので、組み合わせに便利な色です。
  • 交渉ごとで力を発揮する
    威圧感のある色です。
    断固とした強い意志や不屈さを感じさせます。
    自分の意見を通したいときや交渉を進めたいときに黒は力を発揮します。
  • 負のイメージ
    不正の色として表現されることが多い。
    • 犯罪の容疑の事実が確定することを「黒」
    • 非合法な手段で得たお金を「ブラックマネー」
    • 非合法の市場を「ブラックマーケット」

 

ブログでブラックとホワイトを使うと……?

正反対の色なので…

黒を文字色として使う方は多いのですが、私はあまりおすすめしていません。

 

黒文字を使うときは、たいてい背景は薄い色のときが多いと思いますが、なかでも白い背景の状態で黒文字を使うと、少し差がありすぎて、目が疲れます。 

 

白背景のときは、純粋な黒を文字色に使うのではなく、濃いグレーや濃いブラウンを使うと目に優しいです。

それでも十分、メリハリがあるので、目に優しい分、ブログ文章も読みやすくなるはずです。

 

 

同様に、黒背景に白文字を全体的に統一されている方mいらっしゃいますね。

 

非常に目が痛いです。チカチカまぶしいはず。  

真っ黒な背景であれば、濃いグレーの背景にしてあげたほうが文字は読みやすくなりますよ。

 

オシャレなWebサイトやブログでは、そういった配色意外と多いですけどね(^^)

 

▼この記事が参考にしてください。

 

 

まとめとして

この記事では黒と白「ブラック&ホワイト」についてお話しました。

黒と白は

  • 玄人(くろうと)…熟練
  • 素人(しろうと)…未熟

という言葉もあるように、正反対の性格を持つ色ですが、その世界観は「完全」というワードでつながっています。

カイエダ

決断をするときも白黒はっきりつける、という言い方をしますが、どんな決断を下したとしても、あなたが決めたことならば、すべて完全なんです。
ぜひ、色のメッセージを捉え、上手にブログなどにも活かしてみてくださいね。

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