プロフィール写真は「フェイス率」で印象をコントロールしよう
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ブログやFacebookなどのSNSで使うプロフィール写真で、その人の第一印象が決まります。
特に、ビジネス目的でWebを活用していらっしゃる方は、プロフィールとして出てくる写真の印象は、お客様に好感を抱いていただけるかどうかの決め手になります。
「脳が好む!究極のおもてなしデザインの秘密は顔細胞」でも書きましたが、人には生まれた時から、顔を見分け、顔に注目する細胞「顔細胞」が備わっていると言われています。
人の顔に注目してしまうのは、人間の自然の摂理なのです。
「顔に注目してしまう」という人の特徴に着目すると、さいしょに注目されたときによい印象を持たれた方がよいですよね。
そこで今回ご紹介する、印象をコントロールできるデザインの考え方。
それが「フェイス率」です。
この記事の目次
フェイス率とは
画像における、顔が占める割合のことを言います。
このときの「顔が占める割合」とは、画像内の顔と体の比率を表したものです。
全画面だと、フェイス率は 1.0です。
顔がないと0です(このイラストは若干顔、ありますが……)
下のイラストですとフェイス率は 0.2~0.3くらいでしょうか。
フェイス率の割合で、人に与える印象というものも変わります。
フェイス率が高い画像の場合
フェイス率が高い画像の場合、どんな特徴があるのでしょうか。
1、強みがさらに強調される
たとえば、賢そうな人はより賢く。
優しそうな人はより優しく、といったように強みが強調されます。
カイエダの実例
私が以前、自画像を自分のプロフィール写真として使っていた頃の話ですが、Facebookなど、通常は正方形に切り抜いた写真を使っていました。
この写真の印象だと、私はとても太った人という印象だったようです(笑)
ただこのイラスト。
全体像がありました。
おそらく、このイラストをもっと出していれば、太っている印象はもたれなかったでしょう。
そのくらい、人の印象というのは、表に出しているフェイス率によっても、変わってくるのです。
2、「野心家」という印象を与える
確かに顔がばばん!と大きく見えると「見て見て!」といった印象になりやすそうです。
選挙ポスターなどでは、このフェイス率はとても重要です。
野心家に見られるということは、政治家さんとしては、あまり印象としてはよいものではありません。
そんなことはない!のだとしても、強引な印象をどうしても受けてしまいます。
ですから、野心家に見られないよう、フェイス率の研究がされているようです。
実際のプロフィール写真や画像の例
私がブログで掲載しているプロフィール写真は、全身を載せてはいませんが、胸から上を出しています。
フェイス率 0.5で、割と高めかもしれません。
もう少し顔の割合を小さくすると、明らかに違った印象です。
この写真はフェイス率 0.3〜0.4ですね。
- スポーツを指導している方
- ダイエットを指導している方
などは、フェイス率は低めに設定すると、痩せて見える効果もあるようです。
フェイス率が低すぎると、覚えていただきにくいというデメリットはありますが、職種によってはスタイルがよく見えるため、低めに設定するほうがよい場合もあるでしょう。
まとめとして
女性はスタイルよく見られたいからでしょうか。
統計でみても、雑誌や映画などのポスターでは、男性のフェイス率のほうが圧倒的に高いそうです。
これは世界共通のようですね。
人の顔に注目してしまう特性を活かし、デザインに反映する手法のひとつの考え方として「フェイス率」を紹介しましたが、野心家と見られたいか見られたくないか、でも比率を検討するとよいでしょう。
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