【失敗談から学ぶ】一人で起業する女性が陥りやすいワナと乗り越え方

2025年6月27日ビジネスの基本

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【失敗談から学ぶ】一人で起業する女性が陥りやすいワナと乗り越え方
カイエダ

カイエダです。
この記事では、起業で陥りがちなワナを、実際の失敗談から徹底解説しています。
高額な起業塾やコミュニティに依存せず、孤独を力に変え、失敗せずに成功させる秘訣をお伝えします。

はじめに

「いつか自分のビジネスを始めたいけれど、ITは苦手だし、一人で始めるのは不安…」

もしあなたがそう感じているとしたら、このブログ記事をぜひ読んでみてください。
特に、これまで会社勤めをされてきた方や、ご家庭に入られていた方が、一念発起して起業を目指す時、期待と同時に様々な不安を感じることもあるのではないでしょうか。

起業は、自由な働き方や自分のペースで進められる魅力がある一方で、誰もが陥りやすい「ワナ」も存在します。
このワナにはまってしまうと、せっかくの素晴らしいアイデアも途中で頓挫してしまったり、無駄な時間や労力を費やしてしまったりすることがあります。

この記事では、数多くの起業家の方々とお話ししてきた中で見聞きした例や、私自身の失敗談も挙げながら、さまざまなワナを乗り越えるための具体的な方法を、丁寧にお伝えしてまいります。

 

ワナ1:完璧主義に陥り、スタートできない

 「あれもこれも完璧に準備しないと、お客様に提供できない」
「もっと良いものができるはずだから、まだ発表しない」

あなたは今、そう考えて立ち止まってはいませんか?
ITが苦手な方にありがちなのが、ウェブサイトやSNS、資料作成など、一つ一つの準備に時間をかけすぎてしまい、肝心のスタートが切れないというワナです。特に「一人でやる」場合、全てを自分でこなそうとするため、この傾向は顕著になります。

失敗談:夢中で制作、しかし一歩も進まず

ある女性起業家の方は、完璧なウェブサイトを作ろうと何ヶ月もウェブ制作会社とやり取りを続け、SNSの投稿内容も徹底的に練り上げました。しかし、公開を目前にして「もっと良いアイデアがあるはず」と全てを白紙に戻してしまい、結局一年が過ぎてもサービスは世に出ませんでした。彼女は準備に労力を使い果たし、自信をなくしてしまったのです。

乗り越え方:まずは「小さく始める」勇気を持つ

「完璧を目指すより、まず終わらせろ」という言葉をご存知でしょうか。
これは、ITの世界でよく言われる言葉ですが、起業においても非常に大切な考え方です。

  • MVP(Minimum Viable Product)でスタートする:
    全ての機能を搭載した完璧なサービスを目指すのではなく、まずは「最低限の機能」で提供できるものを考えてみましょう。お客様の声を聞きながら、少しずつ改善していくことで、より良いサービスへと成長させることができます。
  • 「とりあえず」で始めてみる:
    ウェブサイトもSNSも、最初はシンプルなもので構いません。「とりあえず」作ってみて、反応を見ながら改善していく姿勢が大切です。ブログも完璧な記事を何日もかけて書くのではなく、まずはあなたが伝えたいことを素直に書き記すことから始めてみましょう。
  • 専門家や「起業塾」の力を借りる:
    もしITツールの操作でつまづいてしまうなら、無理に一人で解決しようとせず、詳しい人に聞いたり、基礎を学んだりするのも賢い選択です。
    プロの力を借りることで、時間や労力を大幅に節約でき、本来の業務に集中できます。
    失敗しないためにも、時には頼る勇気も必要です。

ワナ2:安易に起業塾やコミュニティに依存し、自立を妨げる

「起業するなら、まずは起業塾に入らなくちゃ」「仲間がいれば、一人じゃないから安心」

もちろん、学びの場や交流の場が全く無意味だとは言いません。しかし、ITが苦手な女性起業家が陥りやすいワナの一つに、安易に起業塾や特定のコミュニティに依存しすぎることによって、かえって自立する力を奪われてしまうケースが挙げられます。

「一人でやる」覚悟が曖昧なまま、安易に外部の力に頼りすぎると、常に誰かの指示を待つことになったり、本当に必要なスキルが身につかなかったりする可能性があります。また、中には高額な費用を払ったにもかかわらず、具体的な成果につながらない起業塾も存在し、結果的に時間とお金を浪費してしまうという失敗も少なくありません。

失敗談:依存の末に利用され、何も残らなかった

ある女性は、「起業塾に入れば安心」という言葉を信じ、高額な起業塾に入会しました。そこでは常に「仲間」との交流を推奨され、講師は「困ったことは何でも相談して」と言いました。しかし、実際には常に指示を仰がなければ動けなくなり、**「一人でやる」**ための自立心が育ちませんでした。さらに、一部の「仲間」や塾の運営者からは、情報や労力を無償で求められることが多く、結局は利用され、彼女の事業は思うように進展しませんでした。長い時間を費やしたにもかかわらず、手元に残ったのは借金と、深く傷ついた「人を信用できない」という思いだけでした。

乗り越え方:孤独を力に変え、自律した起業家を目指す

私自身、20年もの間、最終的に一人で事業を続けてきました。
その中で感じたのは、結局のところ、「仲間」や「塾」に依存しすぎると、本当に大切な局面で自分自身の力で立ち向かえなくなるということです。孤独は時に辛いものですが、それと向き合い、乗り越えることで、真の強さと技術が身につくと私は信じています。

▼参考記事

【ピースフル・マーケティング・ソリテュード】「孤独力」を強みにする、誰のせいにもしないモチベーション
チームや仲間がいなくても仕事はできます。この記事では、自立した働き方を望む方に向けて「孤独を武器に変える」ビジネス設計法をお伝えします。

  • 「自分で考える」習慣を徹底する:
    誰かに答えを求める前に、まず自分で調べて、自分で考えて、自分で答えを出す習慣をつけましょう。
    ITが苦手でも、検索サイトやYouTubeなど、自分で学べるツールはたくさんあります。
  • 情報源を多様化する:
    特定の起業塾や講師の意見だけを鵜呑みにせず、複数の情報源から学び、比較検討する姿勢が大切です。
    書籍や信頼できるウェブサイト、ビジネス系のオンラインセミナーなど、多角的に情報を収集しましょう。
  • 孤独と向き合う技術を身につける:
    「一人でやる」ことは、時に孤独を伴います。
    しかし、孤独は「誰もいない」ことではなく、「自分自身と深く向き合う時間」と捉えることができます。
    集中力を高める瞑想や、自分の感情を書き出すジャーナリングなど、孤独な時間を有意義に過ごすための技術を身につけましょう。
    これが、20年間一人でビジネスを続けてこられた私自身の根幹にあるものです。
  • 「利用されない」ための距離感を学ぶ:
    人との関係において、適切な距離感を保つことは非常に重要です。
    助けを求めることと、無償で利用されることとは全く違います。
    自分の時間や知識、スキルを安易に提供しない、毅然とした態度も時に必要です。

ワナ3:反面、全てを自分でやろうとし、疲弊してしまう

とはいえ、です。
「私は一人だから、全部自分でやらないと」
「経理も集客も、全て私が担当しなくちゃ」

など、ITが苦手な女性起業家が陥りやすいワナの一つに、ビジネスに必要な全ての業務を一人でこなそうとすることが挙げられます。
特に「一人でやる」という意識が強すぎると、自分の得意分野だけでなく、苦手なことにも時間を費やしてしまい、結果的に疲弊し、効率が落ちてしまうことがあります。

失敗談:多忙すぎて、倒れてしまった

ある女性は、商品開発からウェブサイトの更新、SNSでの発信、そして経理業務まで、全てを一人でこなしていました。
睡眠時間を削って働き、休む間もありませんでした。
彼女は「私が全てを管理しないと気が済まない」という完璧主義な一面もあり、人に任せることをしませんでした。
結果、ストレスと過労で体調を崩し、しばらくビジネスを休止せざるを得なくなりました。

乗り越え方:得意なことに集中し、苦手なことは「任せる」

 あなたの時間は限られています。
全ての業務を一人で完璧にこなそうとするのは現実的ではありません。

  • 自分の「得意」と「苦手」を明確にする:
    まずは、あなたが心から楽しめること、得意なこと、そして時間をかけるべきことと、そうではないことを書き出してみましょう。
    ITツールの操作や経理業務など、苦手なことはリストアップしてください。
  • アウトソースを検討する:
    苦手な業務や、時間がかかるけれど専門知識が不要な業務は、外部のプロやアシスタントに依頼することを検討しましょう。
    例えば、ウェブサイトの更新をプロのウェブデザイナーに任せたり、経理業務を税理士に依頼したりすることで、あなたは本当に集中すべき「お客様への価値提供」に時間を使うことができます。
    これは失敗しないビジネス運営の秘訣です。
  • ITツールを賢く活用する:
    ITが苦手だからこそ、便利なITツールを積極的に活用しましょう。
    例えば、スケジュール管理ツール、顧客管理ツール、会計ソフトなど、最初は慣れないかもしれませんが、使い方を覚えれば業務を大幅に効率化できます。
    こうしたツールの基本的な使い方を教えてくれる専門家も多いので、相談を検討してみてください。

まとめとして

あなたの起業を首尾よくスタートさせるために

起業は、時に困難なこともありますが、それ以上に大きなやりがいと喜びを与えてくれるでしょう。
今回ご紹介した「ワナ」は、誰しもが陥る可能性のあるものです。
ですが、その存在を知り、適切な対策を講じることで、あなたは失敗しないで、よりスムーズにビジネスを成長させることができます。

カイエダ

自分の考えで決断することが何よりも大事です。
ですが作業的なものや知らないことに関して、無理に一人ですべてを抱え込まず、時には外部の力を借りてみることも試みましょう。
何よりも、あなたの素晴らしいアイデアと情熱を信じて進んでみてください。
あなたにはその力がある。信じています。

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