人は誰でもラクしたい。手っ取り早く売上を上げたければ、急がば回れ!のマーケティング的根拠とは。
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カイエダです。
人は誰でもラクしたいものです。
最終的にラクをしたいのなら、逆に「遠回り」をしてみることをオススメします。
そのワケをお伝えしますね。
この記事の目次
「ラクして集客したい」の前に考えること
得てして、人は誰しも、甘えん坊です。
ラクしたいですし、だら〜っとしたいですし、休みたいものです(笑)。
できることなら、集客で悩んだりせずに
お客様が集まってくればいいなー♪
と、都合よく考えます。
人間ですもの、そうですよね。
気持ちは痛いほどよくわかります。
なのですが…。
ラクする前に「考えること」があります。
「ラクして集客したい」は自己中心的
「ラクしたい」というのは、あなたの欲望でしかありません。
ですが、集客をする場合、相手がおのずと必要になります。
それなのに「ラクして集客したい」という発想には、お客様のことが、これっぽっちも入っていません。
お金をいただく、ということは、お客様を幸せにしない限りありえません。
「ラクしたい」しか頭にない場合、自分のことしか考えておらず、どうしたらお客様が幸せになるのかを一切考えていない状態です。
そんな人に、大金をはたいてでもあなたにお願いしたいと思うでしょうか。
まず最初に考えるのは、あなたが自分の売上をあげることではなく、お客様を幸せにすることであるということを、肝に銘じましょう。
「急がば回れ」の理論を礎となる2ステップマーケティング
では、どういった戦略をふまえれば、
- お客様も幸せになり
- あなたも集客で困らずに売上も確保できていく
のでしょうか。
下図を元に、解説いたします。
「信頼度」の縦線と「ニーズ」の横線で、4つのゾーンに区切られた図。
縦軸は上から下に「信頼度が浅い」状態から「信頼度が高い」状態へ。
横軸は右から左に「ニーズが低い」状態から「ニーズが高い」状態へと移行します。
- Aゾーンは、あなたへの信頼度が浅いが、ニーズが高いお客様。
- Bゾーンは、あなたへの信頼度が浅いが、ニーズも低いお客様。
- Cゾーンは、あなたへの信頼度が深く、ニーズが高いお客様。
- Dゾーンは、あなたへの信頼度が深く、ニーズは低いお客様。
すぐに買ってくれるのはCゾーンのお客様
あなたのことを信頼してくれていて、しかもあなたの商品を欲しいと思っているお客様であるCゾーンを狙うのは一番「ラク」ですよね。
ただ、Cゾーンのお客様が常にいるわけではありません(いつもいたら、いいですが)。
そして次に狙うとしたら…起業家の 80 %以上の方が Aゾーン を狙いはじめます。
Aゾーンを狙う危険性
信頼度はないけれども、ニーズが高いお客様層です。
世の中の多くのコンサルタントさんはこのAゾーンを狙うことをオススメしているはずです。
なぜならば、Aゾーンを狙えばコンサルタントさん自身が成果を出しやすいから。
成果を出して契約を継続をしていくのことがコンサルタントの収入となりますから、当然のことと言えるでしょう。
世に出回っているマーケティング手法は、ほぼこのAゾーンを狙うためのノウハウばかりです。
Aゾーンにはライバルが多いためにリスクがあります。
ライバルが多く存在するということは価格競争がおこる可能性があります。
たとえ価格競争がおこらなかったとしても、認知露出のためのプロモーション合戦が待っています。
広告費を多大に使った「消耗戦」に陥ると、大きな資本のある大企業しか生き残ることができなくなってしまうのは、明白です。
ですのでAゾーンを狙っても決してラクではないです。
Dゾーンに「甘え」が潜んでいる。
Dゾーンだったら、信用されてるし、いいんじゃないの?
実は!!
このDゾーンを期待することに甘えが潜んでいるんです。
Dゾーンのお客様は、あなたへの信頼度が深く、ニーズは低いお客様。
具体的に言うと。
- お友達
- お友達の紹介
- 身内
- 既存顧客の紹介
などの「縁故」がメインです。
私もかつて、Webデザイナーをしていたとき、Dゾーンだけで収入が成り立っていた時期がありました。
すでに信頼してくれているし、集客しなくても私に依頼してくれる!。
とってもラクでした。
ただし、ご紹介がいつまでも続くわけがありません。
では……?
まさかの……?
信頼度も低くて、ニーズも低い Bゾーン のお客様を狙っていくの???
どうやって……!?