すぐに仕事復帰するために。IT系フリーランサーが天変地異に備え利用する4つのクラウドストレージサービス
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四季折々の変化を楽しめる、情緒ある日本。
一変して、自然の驚異を感じざるをえないこの数年。
地球の環境変化もあるのでしょうか。
とくに2018年は自然災害がとても多く発生しています。
- 7 月…西日本における豪雨災害
- 8 月…大阪で台風 21 号の被害
- 9 月…北海道でマグニチュード7が計測された大地震災害
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。
そして被災された方々には、心からお見舞い申しあげるとともに、復興に尽力されている皆様には安全に留意されご活躍されることをお祈りいたします。
日本という国で、平穏無事に暮らせるということは、実は当たり前ではないということを身につまされます。
ただ、日本には
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」
ということわざに代表されるように、こうした自然災害を時間の経過とともに忘れがちです。
ですが災害が起こってからではパニックになるだけではなく、収入源の確保が難しくなります。
事前に対策を打っておきたいものです。
私自身が体験した天変地異のなかで、教訓を現在にも活かしているのは、2011年3月11日に起こった東日本大震災です。
▼当時のエッセイ
仕事の面でも、体制を変えました。
パソコンに入っている、仕事の全データをクラウドストレージ化しました。
2018年の今となっては、データをクラウドストレージ化することは当たり前のことかもしれません。
2011年当時は、まわりの同業者もまだクラウドストレージ化には踏み切っていない人がほとんどでした。
この記事の目次
クラウドストレージとは「インターネット(オンライン)でのデータ預かりサービス」
クラウドとは、英単語を直訳すると「雲」という意味です。
また、ストレージとは、もとは「貯蔵」を意味する英語です。
かなり簡単に言いますが「インターネット上(つまりオンライン上)のデータ預かりサービス」を総称してクラウドストレージまたはオンラインストレージと言います。
自分のパソコンやスマホ(iPhoneやAndroid)、iPadなどのタブレットなどなどの「電子機器」に入っている「データ」。
例えば画像であったりメールであったり、は、自分の所有しているパソコンやスマホの中にしかありません。
もしパソコンやスマホが壊れてしまったら、それまでその蓄積したデータはどうなるでしょう。
なかなか取り出すことは困難です。
そうなる前に、前もって「インターネット上の預かりサービス」=「クラウドストレージ」にデータをコピーしておけば、持っているパソコンなどのツールが壊れたとしてもデータはあとあと使えます。
クラウドストレージを使うようになると、データはわざわざコピー作業をしなくても、勝手にコピーしておいてくれるのです。
使うかもしれないデータ、いま作業中のデータは最初からクラウドストレージ上に置いておけば、出先からスマホで、ネットカフェのPCで、知人のパソコンで、などなどデータを閲覧したり編集したりできます。
データを守るために、私が現在も利用しているサービスを紹介しますね。
気軽に利用できます。
Dropbox
東日本大震災で、個人でお客様と取引させている身として「蓄積してきたデータを守る」ことの重要性が身にしみました。
そこで一番最初にオンラインストレージサービスのDropbox の有料版を利用。
無料でも利用できますよ。
無料版「Dropbox Basic」
Dropbox Basic は個人向けプランで、容量は「2 GB」を無料で利用することができます。
紹介のリンクからDropboxの登録をすると、容量はさらに増えます。
有料版「Dropbox Pro」
Dropbox Pro も同じく個人向けプランで、容量は「1 TB (1,000GB)」を月額 1,200 円(または年額 12,000 円)で利用できます。
ビジネス版「Dropbox Business」
Dropbox には、個人版に加えてビジネスシーンでも使いやすいように「Dropbox Business」というプランもあります。
これは利用者 1 人につき月額 1,500 円で、少なくとも 5 人からの利用になります。 容量は無制限で使えて、さらに複数人で作業をするための機能や各種管理機能が備わっています。
私はデザインデータの保存をDropboxで行うようにしました。
というのも、デザインデータはとても容量を喰います。
またデザインをしない方でも企画書を作る方、画像をたくさん保存されている方は、それらのファイルがパソコンやスマホに保存されていると、とても「重い」はずです。
メディアに焼いたり外部ハードディスクに保存することはもちろんですが、パソコンが使えない状態となったり、なくなってしまったりしたら、これまで積み重ねてきたデータがなくなってしまう恐れがあるのです。
その怖さを考えたら、有料だとしても痛くない出費です。
Googleドライブ
使っている方多いでしょうね。
Googleドライブも無料で使えます。
無料の場合でも 15 ギガバイトも利用できますよ。
私はあっという間に無料の容量は使い果たしてしまい、今は有料で使っています。
お客様とのデータのやりとりの多くは、Googleドライブ上で行います。
Googleいわく
ストレージはドライブ、Gmail、Google フォトで共通のため、ファイルの保管、添付ファイルの保存、写真のバックアップなどをすべて、ドライブに直接行えます。
さらに、容量が足りなくなったら、より大きい容量のクラウド ストレージ プランを購入することもできます。
とのこと。
すぐに営業してきますよね(笑)
無料 15 ギガバイトは多いような気もするのですが、Gmailも含めた容量なのですよね。
ですから意外とあっという間に使い果たしてしまいます。
プライムフォト(Amazon Drive)
Amazonもストレージサービスを行っています。
Amazonプライム会員であれば、写真に関して言うと無制限に保存できます。
ちなみにプライブ会員は年間 3,900円です。
写真さえ保存できればよい!という方でしたら一番お得なサービスかもしれません。
アプリもありますのでスマホから写真を移すには楽です。
Box
Boxもかなり使えるストレージサービスです。
私はAmazonのプライムフォトのサービスとともに、Boxも写真保存の場所として利用しています。
無料だと
- 10 GB のストレージ
- 250 MB のファイルアップロード制限
が条件です。
国内企業の導入実績も掲載されています。
- グリー
- 日揮
- 慶應大学
- コニカミノルタ
- DeNA 他
大手企業や大学が導入している面を見ても、Boxが謳っているようにセキュリティが万全であることがわかります。
まとめとして
こうして見てみると、私はかなりの数、ストレージサービスを利用しているのですね…。
我ながら驚きましたが、ちゃんと使い分けをしています。
このほかiPhoneやWindowsからも利用できる iCloud もバックアップ用として利用しています。
こちらは個人的な利用目的が大きいです。
ダブルで保存し、さらなる保全をしたりもしていますしね。
現在、仕事環境が良好に保たれ、安心して仕事ができるのも、データの保全ができているからです。
自営業者は誰にも守られない。だとしたら人任せにせずに、自分もお客様も自分が守る。
備えあれば憂いなし、です。
何か起こってから仕事ができない!という状況になってしまっては遅いです。
とくに自営業者の方にとって、電子データというのはお客様の情報も入っており、欠かせないもの。
お客様も被災されているケースも考えられます。
データさえ持っていれば、復旧を急ぐことも可能です。
お客様を守ることにもつながりますので、セキュリティの高いクラウドストレージサービスを利用をオススメします。
パソコンが壊れても電気がしばらく使えなくても、復旧したら、パソコンやスマホを新調したらすぐい仕事復帰できます。
ブログは知識のオンラインストレージ
ブログもある意味、あなたの知識の貯蔵庫となります。
特に自分のドメインで運営しているブログならば。
いつからでも仕事に復帰できるよう、災害サバイバルの一環としてもブログを常日頃育てていきましょう!