炎上は交通事故と同じ!対処方法は○○化を待つこと〜小木曽 健さん(グリー 安心安全チームマネジャー)の連載より(東洋経済ONLINE)

研究・時事ネタ

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炎上

東洋経済ONLINEで興味深い連載が開始されました。

 

炎上!そのとき絶対やっちゃいけないこと
投稿の炎上への正しい対処方法を教えます
http://toyokeizai.net/articles/-/111466

グリーで安心安全チームマネジャーを務められている小木曽 健さんが執筆されています。

 

渋谷の交差点で、携帯電話番号を掲載した大きなカードを見せている女の子の写真を例にあげ、

インターネットに何かを書く、モノを載せるという行為は、実際、この写真そのものです。どちらかと言えばこの交差点の方がまだマシでしょう。見るのはたかが数十万人、しかも掲げたボードはいつでも下ろせます。

とおっしゃいます。

 

また、携帯電話番号を人通りの多い交差点で見えるようにしているほうが、インターネットで投稿するよりも安全なのだそう。

一度掲げたら二度と下ろせないボードを、全世界の人間に永遠に見せ続ける、それがインターネットです。ネットよりこの交差点(例として渋谷スクランブル交差点)の方がマシなのです。でも、そんなことを意識しながらネットを使っている人はいません。私たちは皆、無意識でコレをやっているのです。

ここで個人的なお話をしますが(^^)
実は、炎上とかいう言葉が出てくる以前に、私は一度炎上みたいな騒ぎを起こしてしまったことがあります。

 

あのときは本当に驚きましたが、今となってはよい経験でした。
実はその経験があるからこそ、私がこうしてWebの技術を深く身につけることができたと言っても過言ではありません。

 

 

 

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そもそも炎上とはなんぞや

小木曽 健さんいわく「炎上」とは

ネットやSNSに、人々の批判を浴びるような発言、写真、動画を載せることで、大勢の人間の注目を集めてしまい、激しいバッシングと共に個人情報が暴露される。若者であれば、進学・就職・結婚にまで影響を及ぼし、社会人であれば仕事、信用、地位も失う。これが炎上です。

とのこと。もはや炎上は珍しいことではなく、日常的に発生しているようです。

 

そしてここで、残念なお知らせです。

「友達限定」でも炎上はする。ネットに匿名性はない。

仮に、炎上の引き金となった投稿が「友達限定公開」だったとしても、炎上するような内容であれば、必ずスクリーンショット、画面を保存する機能で拡散していきます。事実、これまでに起きた炎上でも、発端が「友達限定」投稿だったものが少なくないのです。

そんな……!と思われた方も多いでしょうが、これが現実です。

 

ネットに自分の個人情報を一切載せていなかったとしても、騒ぎが大きくなれば、必ず「私、この人知ってる…」という人が現れます。

 

私が10年以上前に炎上騒ぎを起こしてしまったとき(炎上が起こった原因は、Web制作従事者のことを、もとよりよく思っていない方による、新米Webディレクターバッシングでした。バッシングの対象に私がされたのです)、他のWeb制作会社の方々が興味津々で私に会いに来ました(笑)会ってもあまりにもフツーでドン引きされましたけど。
当時はまだ、SNSがそんなに流行っていませんでしたので、そこまで拡散しませんでしたが、時代が時代なら、もっとおもしろおかしく扱われてしまっただろうなと察しがつきます。

 

近しい人が弁護しようと立ち上がったとしても、火に油を注ぐだけです。

 

そのほかにも、ネット上の些細な書き込みや痕跡が分析され、個人特定に至るケースは数え切れません。これまでに炎上で個人が特定されなかったケースはほぼ皆無、ネットに匿名性など無いのです。

炎上は消せない。

炎上が起こってしまった!
どうすれば消せるのか、、、。

 

残念ながらそれは無理です。無かったことにはできません。実はコレ、「交通事故を起こしてしまった! どうすれば無かったことにできますか?」と同じ意味の質問なのです。

もし万一、私たちが交通事故を起こしてしまったら、けが人の救護や救急手配、警察への連絡など、その場で迅速にやらなければいけないことが山ほどあるでしょう。ですが、当然ながらその中に「無かったことにする」は含まれていません。

 

炎上投稿は消さない、これが基本です。

ではどうすればいいのか。

 

本人のオリジナル投稿が残っていれば、画像コピーに価値などありません。価値の無い情報は拡散しませんから、とりあえず最悪の事態は回避できます。そしてここからが重要。炎上の原因となった投稿に「続き」の物語、新しい動きを加えるのです。

自分の行動を素直に詫び、ネット上の反響に対し、補足すべき情報があれば補足、誤解があれば説明します。迷惑をかけた相手がいれば、その相手にどのようにお詫びをしたのか、また自分にペナルティが与えられたのであれば、可能な範囲でそれも伝えましょう。

私も上記で、炎上を沈静化しました。
ブログを削除してしまったり記事を削除する方もいる中で、私は敢えて、そのまま残しました。
ここで怯んでは負けだ!と思い、そのまま残し続けたのです。
>今は別の事情でブログは一切残してありません。

 

私の場合はもちろん、悪ふざけ写真を載せたりしたわけではなかったのですが、ある意味揚げ足を取られた感じで2chで取り上げられました。

 

確かに一度起こってしまったものは、取り消せません。
その状況をいかに次の「よい」段階に持っていけるのか。沈静化を急ぐ前に、まず自分が落ち着いて(^^)冷静沈着に対処するのです。

 

もちろん!炎上なんて起こさないほうが絶対に良いです。
交通事故だって、起こさないほうがいいに決まっていますからね(^^)

 

 

 

 

 


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