【ピースフル・マーケティング・タスクフォーカス】成果に結びつかない「もどかしさ」との向き合い方

2025年5月10日ピースフル・マーケティング

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【ピースフル・マーケティング・タスクフォーカス】成果に結びつかない「もどかしさ」との向き合い方
カイエダ

カイエダです。
反応がない…でもそれは、失敗ではありません。
「相手が受け取れるタイミング」を信じて言葉を差し出す、静かなマーケティングのあり方を知れば、あなたが必要以上に傷つくことはありません。この記事では反応がない時のもどかしさの正体と、それとの向き合い方をお伝えします。

「静かに届けているのに、誰も反応してくれない…」

マイペースに発信を伝え続けてみよう、という「ピースフル・マーケティング」の考え方に出会い、焦らず、無理せず、自分らしいやり方で発信や構築を始めたあなた。

一通り仕組みも整えたし、伝えたい想いも言葉にしてきた。
にもかかわらず——

「なぜか、反応がない」
「問い合わせも、依頼も、届かない」
「もしかして、やり方が間違っていたのかもしれない」

そんな「もどかしさ」に、心が少し揺らいでしまう時期があると思います。

でも、それは決して間違いではありません。
むしろその違和感は、ピースフル・マーケティングを実践するうえで誰もが通る、大切な通過点なのです。

「届けること」だけでなく、「受け取られること」にも目を向けてみる

成果が出ないとき、つい「届け方」にばかり原因を探してしまいます。
けれど、本当に大切なのは、

相手が「受け取れる状態」にあるかどうか。

たとえどんなに言葉を尽くしても、相手の心が閉じていたら届きません。
逆に、ほんの一言がスッと届くときもあります。
その差を分けているのは、「受け手のタイミング」です。

つまり、「伝える力」だけでなく、
「受け取るタイミング」を信じる力も、ピースフル・マーケティングには欠かせないのです。

信じる力が必要な理由1:相手の「受け取れるタイミング」は、コントロールできない

例えば、あなたが何かの発信を読んで感動したとします。
でもそれは、「その時」だからこそ、響いたはずです。

同じ文章でも、2年前だったらスルーしていたかもしれない。
逆に、今のあなたにとってはまさに「必要なメッセージ」として受け取れた。

それと同じことが、あなたの届けたコンテンツにも起きているのです。

相手が「今、どんな状態にあるか」
それは、こちらからは見えません。

だからこそ、届かないことを「失敗」とは捉えず、「今はまだ、その人の準備ができていないのかもしれない」と受け止めてみてください。

信じる力が必要な理由2:焦るほど、ピースフルな姿勢から遠ざかってしまう

もちろん、「結果が出ない」という不安はリアルです。
ビジネスだからこそ、成果が必要なのもわかっています。

けれど、その焦りから「強めに言ってみる」「無理にプレッシャーをかける」ような届け方をしてしまうと、
本来のあなたの温度感とズレてしまいます。

届けるために無理をした発信は、届くことがあっても、続かないのです。

だから、今一度、「自分が本当に大切にしたいスタイル」に立ち返ってみましょう。
焦りは、「一時的なノイズ」に過ぎません。

ここで私の大好きな漫画『ハイキュー!!』で好きなシーンを思い出します。

『ハイキュー!!』第37巻終盤〜38巻でのお話です。
東京の梟谷ふくろうだに学園。エースでキャプテンの木兎光太郎ぼくと こうたろう 率いる バレー強豪校です。
春高で、大分県の強豪校・狢坂むじなざか高校と対戦します。
試合中、副キャプテンの赤葦京治あかあしけいじは途中交代を余儀なくされます。
2年生ながら正セッターとしていつも冷静沈着に見える赤葦も、珍しく不調に。
「この試合を3年生の最後の試合にさせてはいけない」という、とんでもないプレッシャーに、クールな赤葦でも少しやられてしまったんですね。
年上の先輩に対しても容赦なくツッコミを入れるような赤葦は、誰よりも木兎さんに憧れて(中学生の時に初めて見た時から「スター」だと思っているくらい)、努力していた子です。なんせ木兎さんが体力お化けなので。

そんな彼が、ふっとベンチから試合をしている3年生たちを見て冷静になりわかったんです。

「自分が試合を、ましてや木兎さんをコントロールしている気になっていた」
「なんて、烏滸おこがましい…!」

真ん中のミミズクヘッドが木兎さん。
左横でトスをあげている風なのが赤葦です。

や、実は全く烏滸がましくなんてなくて、いろんな場面で赤葦の正確な判断でさまざまな局面を乗り越えてきたんでしょうよ、これまで!

でもですね…。赤葦は自分を「烏滸がましい」と感じたんです。
そうすることで「焦り」から離れることができたんですよ。

そして監督から、「(梟谷のポリシーとして掲げている)一球入魂」の意味を再認識させられます。
これは脳筋ワードではなく(笑)「目の前のことに集中する」と言う意味なんです。

漫画の中でも引用されていたものをさらに引用していきます。

「タスクフォーカス」
試合の最終的な結果や、審判のジャッジ、対戦相手の行動。
それらは自分がコントロールできないもの。
自分がコントロールできるのは自分の思考と行動だけ。
重要なのは常に「次 自分にできる事とすべき事」
目の前の一球。【参考資料「バレーボールメンタル強化メソッド」渡辺英児・著(実業之日本社)】
ハイキュー!!第38巻より

今、私たちができるのって、重要なのって「常に」「次、自分にできる事とすべき事」なんです。
お客様や読者様をコントロールするのは、赤葦の言葉を借りれば「なんて、烏滸がましい…」んですよ^^。
高校2年生のセリフです。

信じる力が必要な理由3:言葉は、すぐに反応を生まなくても「種」になる

これは私自身の経験でもあります。

過去に書いたブログ記事に、数年越しで「読んでいました」と連絡をいただくことがありました。
その間、何のリアクションもなかったのに、静かに、そしてしっかりと、その方の中で言葉が育っていたのです。

ピースフル・マーケティングは、「種をまく」ようなマーケティング
今日すぐに芽が出なくても、いつか、その人のタイミングで発芽するかもしれないと信じて、言葉を差し出す。

その「静かな継続」こそが、信頼というブランドを育てていくのだと思います。

▼こちらの記事に、詳しく書いています。

【ピースフル・マーケティング・エッセンス】静かな共感を広げる「コンテンツの届け方」
コンテンツに迷ったら、「役立つ情報」よりも「あなたの想いのかけら」を届けてみてください。静かな共感を育てるコンテンツづくりのヒントをお届けします。

まとめとして

「今、届かない」ではなく、「これから届く」を信じ、目の前にあることに集中する

ピースフル・マーケティングは、「即レス」や「高CV率」などの派手な数字を追い求める手法ではありません。
ですが、長くお客様と向き合い、「またお願いしたい」と選ばれ続けるための「土台を育てるマーケティング」です。
今、反応がないと感じる時こそ、「今、届かない」ではなく「これから届く」と、静かに信じて「今あなたにできること」に集中していきましょう。

カイエダ

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