【サクッとCanva講座その1】初心者でもデザインがカンタンに! Canvaの魅力と活用法
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カイエダです。
ちょっと今更感満載かもしれませんが、クリエイター歴20年超えのカイエダ、これまでCanvaにちゃんと向き合ってきませんでしたが……!現在は楽しく普段使いするになりました^^
自分含め、お客様のプレゼン資料などを作ったりシェアするのに、めちゃくちゃ都合がよいですよね!
と!いうことで、一応ブログを書く身としましては、オンラインデザインツールCanvaについて、サクッと記事にしていこうと思います。これシリーズものとして細かく複数記事投稿予定です。
では、まず第一弾として、特徴や利用シーンについて解説していきます。
この記事の目次
はじめに
オンラインで使えるグラフィックデザインツールといえば、CanvaがWeb上で最も手軽に利用できるサービスの1つです。
Canvaは2012年にオーストラリアで誕生し、現在では世界中で1億人以上のユーザーに親しまれています。
Canvaの最大の魅力は、デザインの専門知識がなくても、誰でもプロ並みの画像やグラフィックスを作成できる点にあります。
Canvaの主な機能
Canvaには様々な機能が備わっており、ユーザーはさまざまなデザインニーズに対応できます。

ここからは、Canvaの主な機能について解説していきます。
豊富なテンプレート
Canvaには80万種類以上のテンプレートが用意されており、チラシ、プレゼンテーション資料、SNSの投稿用画像、ロゴなどの幅広いデザインに対応しています。
テンプレートを選択するだけで、プロ並みのデザインを手軽に作成できます。

これが本当にすごい!
テンプレート内のテキストや画像は自由に変更できるため、自分好みの仕上がりに調整することができます。
また、フォントやカラーパレットを入れ替えるだけで雰囲気を一新することも可能です。
デザインの基本は揃っているため、初心者でも戸惑うことはありません。
7500万点以上の高品質素材
Canvaにはストック素材が7500万点以上用意されており、写真やイラスト、アイコンなどを自由に利用できます。
一般的なデザインソフトでは、著作権フリーの素材を見つけるのが大変ですが、Canvaでは一か所で膨大な量の高品質素材にアクセスできます。

無料プランでも使える素材は100万点以上あり、有料の「Canva Pro」に加入すれば1億点以上の素材を利用できます。
用途に合わせて、写真、イラスト、アイコンを組み合わせれば、オリジナリティ溢れるデザインを生み出すことができます。
AIによるデザイン自動作成
Canvaには、AIが画像や動画、プレゼンテーションスライドなどを自動生成する「Magic」シリーズの機能が搭載されています。
Magic Designでは、キーワードを入力するとAIが関連する画像を選択して自動でデザインを作成してくれます。
Magic Writeは、指定したトピックについて数百語の説明文を自動生成できる機能です。

AIによる自動生成は時間の大幅な短縮につながり、デザインの効率化が期待できます。
Canvaの利用シーン

Canvaの、主な利用シーンについてご紹介します。

SNSマーケティング
Canvaには、InstagramやFacebook、X、LinkedIn、TikTokといったSNSの投稿用画像やバナーを作成する「テンプレート」が含まれています。
事前に用意された推奨サイズのテンプレートを選べば、各SNSに最適化された画像を作成できます。
SNSでビジネスを行う際、目を引く画像は必須です。
Canvaを活用すれば、デザインの専門知識がなくても魅力的な投稿を作れるため、SNSマーケティングを行う際には、使わない選択肢はないでしょう。
テンプレートを使えばスピーディーにデザインを仕上げられるのも大きなメリットです。
プレゼンテーション資料
Canvaには、パワーポイントのような「スライドデザイン」が豊富に含まれています。
内容に合わせてテーマを選び、スライド毎にレイアウトを調整できます。
また、グラフを簡単に作成したり、アニメーション効果を加えたりと、様々な機能が利用できます。
テンプレートを使えば資料の骨格が整うため、初心者でも手間をかけずに魅力的なプレゼンテーション資料を作れます。
効果的なデザインで説得力のあるプレゼンを実現できるはずです。

しかもプレゼンしながら録画することも可能ですので、オンライン講座などを作るときに超便利です!


Web・グラフィックデザイン
Canvaを使えば、Webサイトのヘッダー画像やアイコン、ソーシャルメディア投稿用のグラフィックスなどを作成できます。
企業のロゴやブランディング資料の制作にも活用できます。
ベクターグラフィックスツールを使わずとも、Canvaで手軽にデザインを行えます。
Webデザイナーやグラフィックデザイナーが、アイデアのスケッチや下書きにCanvaを使うのも有効でしょう。

私は「古のWebデザイナー」ですので、やっぱりデザインするときにAdobeのソフトは必須ですが、Canvaもうまく取り入れることができるようになってきました(^^)
データをSVG形式で出力できるので、ベクターグラフィックスとしてAdobe Illustratorで開いて編集できるんですよ。
うまく活用していきます〜〜〜!
Canvaの料金プラン
Canvaには無料と有料の2つのプランがあります。
ここでは料金プランの違いを解説します。
無料プラン
無料プランでも以下の機能が利用できます。
- 25万種類以上のテンプレート
- 100種類以上のデザインタイプ
- 10万点以上の無料ストック素材
- 5GBのクラウドストレージ
- 1人でのデザイン作業
Canva Pro(月額¥1,180 / 年額¥11,800)
有料の「Canva Pro」に加入すると以下の機能を利用できます。
- 1億点以上のプレミアム素材
- リアルタイムのコラボレーション
- 5GBを超えるクラウドストレージ
- 背景透過PNG画像の作成
- Magic機能の利用
- カラーパレットの保存
Canva Proの月額料金は¥1,180、年額なら¥11,800とリーズナブルな価格設定です。
複数人でデザインを共有・編集する必要がある場合は、「Canva for Teams」プランを検討するとよいでしょう。
Canvaを利用する際の注意点

Canvaは便利なツールですが、利用する際には以下の点に気をつける必要があります。
商用利用の制限
Canvaの素材やテンプレートの一部は、商用利用が制限されています。
特に著作権保護されている写真やイラスト、アイコンなどは、商用目的で使用する際に注意が必要です。
商用利用する前に、必ず素材の利用規約を確認しましょう。
印刷物やロゴの制作
Canvaは印刷物の簡易デザインには適していますが、高度な印刷物の制作や企業のロゴ作成には不向きです。
こうした本格的なデザインには、専門のグラフィックデザインツールを使う必要があります。

やっぱり印刷データはね……。
イラレの方がどうしても適していますね、今のところ。
さらに冊子形式の印刷物に関しては、専用ソフトのクオリティが高すぎるんですよね。
ただ将来的にはどうなるでしょうね。Canvaのこれからに期待しちゃいます!
ファイル形式の制限
Canvaでは、PNG、JPG、PDFなどの一般的なファイル形式でデザインを書き出せますが、同ツールでは編集できないAIやEPSといったベクターファイル形式には非対応です。
グラフィックデザインの本格的な編集が必要な場合は、別ツールを使わねばなりません。

流石にここは互換性はないですね。
まとめとして
Canvaはプロレベルのデザインを手軽に作成できるツールとして、日々注目が高まっています。
豊富なテンプレートと素材を活用すれば、デザインの専門知識がなくてもクオリティの高いグラフィックスを生み出せます。
無料で使えるだけに気軽に試せるのが強みです。
一方で、商用利用の範囲や印刷物の制作、ファイル形式に関する制限もありますので、利用シーンに合わせて適切なツールを選ぶ必要があります。
CanvaはあくまでWeb向けの簡易デザインツールであり、高度なグラフィックデザインには向いていません。
しかし、SNS投稿用の画像やプレゼンテーション資料、チラシなどの制作であれば、十分に活用できるはずです。

Canvaに関する書籍も割と出版されていますし、InstagramでもCanvaに関する役立つ情報を発信しているインフルエンサーがたくさんいます。
こういった情報を参考にしながら、ご自分のペースで学んでいけるところもいいですね。
こちらの記事も参考になりましたら幸いです。
「サクッとCanva講座」シリーズ、もうしばらく続けます!