したたかリフレーミング(11)「自信が持てない」ときに、心が少し楽になる3つの考え方

したたかリフレーミング

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したたかリフレーミング(11)「自信が持てない」ときに、心が少し楽になる3つの考え方
カイエダ

カイエダです。
したたかリフレーミングの記事を書くのはとても久しぶりです。実に3ヶ月ぶりの執筆です笑
また、たまーに書いていきたいと思っています。
さて、今回は「自信」についてお話します。
自信の揺らぐ時期というのは、実は「自分を見つめ直すための大切な時間」でもあります。
自分の見方を少し変えるだけで、心がふっと軽くなる瞬間が必ずあります。

今回は、私自身が過去に経験してきた「自信がなくなった時期」を通じて、また多くの事業家の方のそばで見てきたからこそお伝えしたい、心が少しだけ楽になった3つの考え方をご紹介します。

この考え方が、あなたの心を楽にするヒントになれば嬉しいです。

「なんだか前より自信が持てなくなった」と感じることが増えていませんか?

「昔はもっとスイスイ進められたのに」「あの頃の自分はどこへ行ってしまったんだろう」と、過去の自分と比べて落ち込んでしまう。
そんな風に、一人で抱え込んでいる方も多いのではないでしょうか。

年齢を重ねたり、仕事のフェーズが変わったり、人間関係に変化があったり。
人生には、何かが思うように進まない、霧の中にいるような停滞期が誰にでも訪れます。

特に、かつて自分が得意としていたことや、情熱を注いでいたことに対して不安を感じ始めると、「もう私はダメなんじゃないか」「このまま衰えていくのかな」と、自分を責めるような、ネガティブな気持ちに囚われてしまうこともありますよね。

自信がない時ほど「立ち止まる時間」が人生の財産になる

今、あなたに一番お伝えしたいのは、「自信がないときは、無理に前に進もうとしなくていい」ということです。

自信を失うと、「早くこの状態から抜け出さなきゃ!」「何か新しいことをしなきゃ!」と焦ってしまいがちですが、その焦りがさらなるプレッシャーになってしまうこともあります。

実は、立ち止まって、自分の心の声に耳を傾けることこそが、最も大切な行動だったりします。

無理に何かを成し遂げようとするよりも、

  • 今、自分が何に対して不安を感じているのか
  • 本当に疲れているだけじゃないか

を静かに見つめる時間。
これは、表面的な自信を取り戻すためではなく、自分自身の土台を強固にするための第一歩になります。

「休む」ことや「立ち止まる」ことは、決して後退ではありません。むしろ、今後の長い人生を歩むために必要なエネルギーチャージであり、人生における大切な「間(ま)」だと捉えてみてください。

気持ちを切り替えるヒント(1)状況の見方を変えると、気持ちも未来も変わる

自信がないときというのは、どうしても自分を「今の状態」という断面だけで判断してしまいがちです。

たとえば、「最近仕事が減った」と感じたときに、「だから私はもう必要とされていない」「私のスキルは時代遅れだ」と、極端な結論に結びつけてしまう。でも、それは本当に正しい判断でしょうか?

状況には、複数の側面があります。

  • 今は、休む時期かもしれない
  • 次の大きな波に向けて、準備をするタイミングかもしれない
  • 社会や市場の流れが少し変わっただけで、自分の価値が変わったわけではない

と見方を変えるだけで、状況の受け止め方はぐっと変わってきます。

私自身も、キャリアの途中途中で「自分には価値がない」と思い込んでしまうことが何度もありました。
しかし、ふと立ち止まって、過去の自分が頑張ってきたこと、目の前のクライアントさんに喜ばれた小さな成功体験を振り返ってみると、「あ、私ってちゃんとやってきたな。頑張る力は持っているな」と思える瞬間が多々あったのです。

過去のあなたが積み重ねてきた努力や実績は、今のあなたを支える揺るぎない土台です。
「今の自分」と「過去の自分」を切り離さず、全てをひっくるめて「自分」として認めてあげること。
それが、見方を変えるための第一歩になります。

気持ちを切り替えるヒント(2)他人と比べない勇気を持つと、自分のペースが見えてくる

自信を失いやすい時期は、SNSや周囲の成功例が、まるで眩しいスポットライトのように見えます。

誰かが華やかに活躍しているように見えたり、自分より若い人が目覚ましい成果を出しているのを見ると、「自分はもう遅いのかも」「努力が足りないんだ」と、焦りや劣等感が生まれます。

でも、その比較に、あなたの人生にとって意味はあるのでしょうか?

他人と自分は、生まれ持った才能も、スタート地点も、歩んできた環境も、そして大切にしたい価値観も違います。

私は、長年Web制作者・プロデューサーとして多くの方のサポートをしてきましたが、成功されている方ほど、「あの人にはあの人の時間軸(ペース)があって、私には私の時間軸がある」という考え方を、しっかり持っていらっしゃいます。

他人の評価や、社会が推奨するスピードに自分を合わせすぎないこと。
あなたの人生を歩めるのは、紛れもなくあなた自身しかいないのですから、「自分のペースを最優先にする勇気」を持つことが、自分らしくいるためには最も大切です。

気持ちを切り替えるヒント(3)「自信がある人」は少なく、不安は人生を真剣に考える証拠

自信がなくてつらいのは、「こんなに自信がないのは、自分だけだ」と思ってしまうことにあります。

でも、本当に自信満々で、一切の不安がない人なんて、ほとんどいません。
プロの領域で活躍している人たちでさえ、常に「これで大丈夫かな?」という小さな不安を抱えながら、それでも前に進んでいます。

むしろ、自信があるように見える人ほど、「自分の見せ方」や「不安な自分自身の支え方」が上手なだけ、ということもよくあります。
彼らもまた、その裏で、人知れず悩み、「それでもやる」という覚悟を決めているのです。

私はあるとき、「自信がないのは、自分を大切にしようとしている証拠かもしれない」と気づきました。
不安を感じるのは、それだけ自分の人生や仕事、そして未来を真剣に考えているからなんですよね。
無関心なら、不安なんて感じません。

大切なのは、「自信があるかどうか」という表面的な問題よりも、「不安な自分を、どう受け止め、どう優しく扱うか」のほうだと、心から思えるようになりました。

まとめとして

自信がなくなったときは、心が軽くなる3つのヒントを思い出してください。

  1. 「立ち止まる」:無理に動かず、心の声を聴く時間を設ける。
  2. 「見方を変える」:今の状況をネガティブな一面だけで判断しない。
  3. 「人と比べない」:自分のペースを尊重し、他人軸から自分軸に戻す。

そして、最も重要なのは、「不安な自分を否定しない」ということです。

無理に元気になる必要も、「ポジティブにならなきゃ」と自分を追い込む必要もありません。
「今日は気分が晴れなかったな」「ちょっと進めなかったな」でも、それで大丈夫です。

そうやって、頑張れない自分も許して、そっと寄り添って過ごした日々が、いつのまにかあなた自身の「しなやかな強さ」となり、自分を支える確かな力になっていきます。
その強さこそが、本当の自信に繋がっていくものだと、私は確信しています。

カイエダ

今日からできるアクションです。

あなたの過去をひとつだけ振り返って、「あのときは本当によく頑張ったな」「よくやったな」と思えるエピソードを、誰にも見せないメモ帳に書き出してみましょう。

どんなに小さなことでも構いません。たとえば「あのとき、企画書を締切通りに出せた」「苦手な上司にもちゃんと挨拶ができた」など。
それを見返すだけでも、心の中に少しずつ自信の芽が戻ってくるのを感じられるはずです。