したたかリフレーミング(2)「迷惑をかけない生き方」に疲れたこと、ありませんか?
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カイエダです。
「迷惑をかけたくない」と思い続けてきたあなたへ。
頼ることは、決して悪いことではありません。大人のしたたかな甘え方について書いてみました。
この記事の目次 [表示]
「迷惑をかけちゃいけない」と思いすぎていませんか?
私は昔から、どこかで「人に迷惑をかけないように」と気を張って生きてきた気がします。
17歳から内臓疾患の病気を抱えていることもあって、周りに気を遣われるのが嫌でしたし、 「できるだけひとりで何とかする」が常になっていました。
でもあるとき、ふと気づいたんです。

迷惑をかけずに生きるって、そもそも無理なんじゃない?
そこから、“人に甘えること”や“頼ること”が、 少しずつできるようになってきた気がします。
こんなふうに思うようになったのは、夫の影響です。
夫と生活するようになって言われたのが「俺はお前だから迷惑かけてるんだぞ」という一言。
まあ夫婦だから当たり前なのかもしれませんが、私にはセンセーショナルな一言でした。
というのも、私は兄弟姉妹もおらず一人っ子で、両親には「人に迷惑をかけるな」と子供の頃から言われ続けてきたからです。
この人、堂々と迷惑かけてくるし…!と、若干新鮮だったんです笑
人に迷惑をかけて、生きていい。
真面目に、誠実でいようとする人は、 つい「人に迷惑をかけちゃいけない」と思い込みがちなんですよね。
ですが本当は、お互いさまで成り立ってるのが人間関係。
多少迷惑をかけることはあっても、そのぶん、ちゃんと返していければいい。
「申し訳ない」と「ありがとう」を持って生きていければ、大丈夫なんです。
迷惑をかけてもいい理由1:「迷惑をかけない」は、実は“コントロール欲”かもしれない
- 人に甘えられない。
- 頼れない。
- 全部自分でなんとかしようとしてしまう。
それって一見、自立してるようだけど、 裏返すと「自分が人にどう思われるか」を気にしすぎてるだけかもしれないな、と思うようになりました。
誰にも何も言わせない完璧さを目指すより、 「ちょっと頼るけど、あなたも私に頼ってね」というスタンスのほうが、 よっぽど賢いなと思います。
迷惑をかけてもいい理由2:「迷惑をかけてもいい」=信頼している相手
不思議なことに、「迷惑かけたら申し訳ないな…」と ビクビクしてるときほど、周囲も構えてしまうんですよね。
ですが「ちょっと助けてくれたら嬉しい」と素直に頼めたとき、 人って、案外気持ちよく応えてくれるものです。
自分を無理に“いい人”に保とうとしないほうが、 関係性が自然で、信頼も深まると感じます。
もちろんですが、物には限度というものはありますよ。
とんでもない借金を頼み込んだ挙句返さないとか、遅刻しても謝らないとか。
こういったことは言語道断です。
ですが些細なことで「自分は相手に頼られたらどうだろう」と考えてみてください。
相手に頼られるって、結構嬉しくないですか?
私は割と嬉しく感じます。
なぜならそれだけ、信頼してくれている、ということだから(もちろん利用しようとしている人もたまにいますので要注意ですが)。
と考えると、あなたの周りにいる人たちも、あなたに頼られること、結構嬉しいと思いますよ。
迷惑をかけてもいい理由3:「迷惑をかけること」よりも、「感謝を忘れること」のほうが罪
先述したとおり、もちろん、無自覚に誰かを振り回すのは違います。
ですが、「ありがとう」「助かったよ」「今度は私を頼ってね」 など、そう言える自分でいれば、迷惑をかけたって、ぜんぜんいい。
完璧じゃない。でも、礼儀と感謝がある。
そういう“したたかで愛される人”に、私は近づいていきたいです。
まとめとして
優しさと図々しさの間に、“したたかさ”がある
「迷惑をかけないようにしよう」ってずっと思ってきたけれど、 それで疲れてしまったなら、ちょっと立ち止まってみませんか。
人との関係は、持ちつ持たれつのバランスで成り立っています。

今日のワン・アドバイスです。
誰かに何かを頼むとき、「ごめんね」ではなく「ありがとう」に言い換えてみる。
頼ることに罪悪感を持たなくていいんです。
その“言い方の一歩”が、人生の負担を軽くしてくれます。